日本郵便の仕事のやる気無さの証明

 小泉元首相が郵政省を解体して幾年経つか。相変わらず、木端役人崩れの仕事のやる気の無さは健在のようです。下記の不在連絡票にそれが如実に現れています。左がクロネコ、右が日本郵便クロネコは運転手への直通電話が第一オプションとして書かれていますが、日本郵便は第一も第二もコンピューター応答でお役人様が庶民の相手をするつもりはサラサラないのです。

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 この2通が玄関に来ていました。

 この不在連絡票に日本郵便の「仕事は可能な限り手を抜き、まじめにすべからず」の精神が如実に現れています。第一オプションが違うのです。黒猫は運転手への直通電話が書いてあります。一方、日本郵便はお客様と直にお話しするのは恐れ多いとでも思っているのか、コンピュータでネットを見て下さいということです。第二オプションも人間は出てきません。どこかに、郵便局の人間が出る番号が書いてあるらしいのですが、例によって、コソっと分からないように入れてあり、苦情があったら、ほらここに書いてあるじゃないですかと言えるように逃げを売っている場所に書いてあるようです。第1、第2オプションと同じ系列に第3オプションとしては書いてないのですね。これだけみても、(元)役人の本文は仕事をしないことであるを地で行っている企業だという事がわかります。

 さて、そこでまず、クロネコに電話して、第一オプションである電話で運転手に在宅を告げました。次に日本郵便に掛けようとしても黒猫のような即時配達の機能はありません。当然、そんな電話番号は記載されていません。

 第一オプションとしてWebサイトを見よと書いてあります。この通知、後期高齢者への重要書類を送ったものです90歳の後期高齢者に、Webサイトを見よと言うのが、既に如何に日本郵便の企画部門の官僚崩れたちが浮世離れしているかを示しています。仕事などする気はサラサラ無く、とりあえず、仕事をしたらしき辻褄合せをしているだけです。

 で、こんな木端役人どもが作ったサイトなど、見ても分からないようにできているにきまっているので、パスです。そもそも、母体だった郵政省は上級公務員試験下位組の吹きだまりであって、我々上位合格者とは縁の無い省なので、頭が悪い上に不貞腐れてやる気もないのでしょう。何しろかつて大臣にお前らは省でサンダルを履くから三流省庁と他の省から馬鹿にされるのだと叱られサンダル禁止令が出たほどです。

 第2オプションは、コンピュータ自動受付です。電話するとどこに書いてあるのか分からないような数字を延々と入力させられます。どうして、高が再配達にこんなに情報を欲しがるのでしょう。郵便物のIDか、こちらの住所だけで済むはずです。とにかく木端役人崩れとしては、自分たちは仕事をしたくないし、責任がかかる事も嫌だ。そういう物は全て民らに押しつけようという意図でこうしているのです。業務サボタージュと責任回避が彼らの最大の関心毎です。で、最後に自宅の電話番号を入れよ。

 こんなややこしい事は後期高齢者にはできないので、そもそも、貼り付けられている曲がりくねった紙の小さなカスレタ字は読めないので、Dr.Yが代行していたのですが、もう、頭もヘトヘトで自宅の電話番号を間違えました。そこに、ピンポ~ンと、なんともう黒猫ヤマトが届いたのです。腹立まぎれに電話を投げ捨て、玄関へ。無事に受領。さて、この間抜けな能無しの日本郵便はどうしてくれようか。

 そもそも、この自動受付、純民間の宅配便とは違い、本日中には届きません。明日以降です。明日はお出かけ。何時来るとも知れない郵便局を、官ならぬ民はじっとお役人様崩れが有りがたくももったいなくも届けてくださる郵便物を待っていないといけないのです。

 こういう仕様の不在連絡票は、典型的な仕事と責任嫌いな官僚思考で作られたもので、とても民間サービスとは思えません。とにかく、面倒な事は全てお客様にやって頂きましょう。無駄な情報入力も我々の責任回避のためには必須です。後期高齢者には難しくても、それで郵便を受け取れない害はお客様にあり、我々日本郵便にはなんの被害も起きないので大丈夫です。全く問題ありません。字が小さくて90歳のお年寄り様には見えない?そんなものは、虫めがねを使えば良いのです。ごちゃごちゃしすぎで、意味が分からない?それは、分かるように努力して頂くより他ありません・・・大体、こういう思考が官僚の思考であり、嗜好であります

 というわけで、この書類を送ってきた後期高齢者医療連合という、これまた木端役人の仲間のような組織に電話しました。1.のWebは使えないのですけど。2.の自動受付はもっと分からないのですけど。字は小さくて読めないし、どこに入力すべき情報が書いてあるのか分からないし、時間が掛りすぎて息が切れるし、そもそも、あなたがたの後期高齢者サービスをやっている部門は、こんなにやる気のない木端役人崩れの日本郵便など使わないで、電話一発ですむクロネコか、佐川か、福山にすべきでしょう。公務員の仲間内で仕事を回しあいたいとか、そうしないと許認可権を持つ親元省庁に陰湿な意地悪をされるとかという動機でしょうが、肝心な後期高齢者へのサービス機関であるという意識が欠落していますね。窓口の女の子は、待っていれば再度配達が来ますので、待っていてください。の一点張り。とにかく、クレイマーのような奴は如何に早く電話を切らせるかという教育を受けているようなのです。隣にベテランのオバちゃんがいるらしく、こう言いなさいという声が聞こえてきます。

 結果として、まともな男の事務員に代り、市役所で発効するのでそこに取りに行くという手続きにしました。この男性事務員、役人の一派ではあるのですが、民間企業並みの手際の良さと心配りで仕事をこなしました。何を好き好んで木っ端役人などやっているのでしょう。木端役人でもやればできるのですがーーといいますか、三流人間の集まりの郵政関係は腐りきっているので無理でしょうーーできたらやりたくないという気分なのでしょう。東京都の職員は舛添氏以下、やることがないので新聞読んで遊んでますと、以前、相当前、舛添氏以前ですが、都の親しい職員から聞いた事があります。役人はどこも似たようなものです。

土木、建築業のスケジュールはなぜ遅れる?

  圏央道ができ、横浜近辺から八王子近辺へのアクセスが格段に良くなりました。こんなに近かったのかと驚かされます。ところで、この圏央道、何年かかっていたか知りませんが、何時工事をしているのか、工事をしている人を見たことがなかなかありませんでした。今も、厚木辺りで新東名を作っていますが、これも人の姿が見えません。我が家の近くの広い道路も、作っては長い間、何年とほったらかしにして開通前に痛んでしまい、壊してまた作っていました。国交省は税金の無駄遣いの典型省庁の象徴です。

 実は大工さんのスケジュールも似たようなもので、大体、遅れます。ソフトウェア開発も概ね遅れますが、どうも建設業とは性格が違う遅れのようです。ソフトウェア開発の遅れは、予期しないバグの連続から遅れるのですが、建設業は確信犯的な遅れではないかと思います。

 つまり、発注の打診が来ると断らないのです。仕事を連続して行うには、一つの仕事が終わる頃に次の仕事が来ていないといけません。そんなにうまく発注が来るわけがないので、遊びの時間ができてしまう可能性があります。収入減になります。それで、来たものは受注しておくのです。発注した方は既に決心しているのでできるだけ早く取りかかってもらいたいのですが、受注する方は前の仕事がまだ終わっていないのでそうはいきません。だからと言って遅いスケジュールを提示しては失注するかもしれません。それでほぼ発注通りのスケジュールで受けて、どうも、ラウンドロビンという方法で仕事をしているのではないかと思います。例えば、同時に3つの仕事をしているのです。月曜はA。火曜はB。水曜はC。木曜はA・・・。それで、何時現場を見ても無人で工事している風にないのでしょう。

 前のブログで、大工さんのスケジュールがいい加減と書きましたが、同じ事情ではないかと思います。業務の形態の都合なので、彼らが安定的に食べて行くためには仕方ないのかと思っています・

格安の工務店が作る家は劣悪か

 個別の問題は別として、当然の価格ではないかと思います。勿論、劣悪でなく普通に建てることができます。少しだけ品質を上げたければ、40~50万くらい掛ければ良いのではないでしょうか。

 格安というのは、他の産業、例えば家電、自動車、パソコンなどの工業製品から見れば、別に格安などではなく当然の価格なのですね。不動産業界は貿易が基本的にはないので外国製品に脅かされる恐れがないわけで、従来、企業努力もせず、やりたい放題の価格設定どころか、保険、与信などの周辺産業とグルになって、利益の回し合い、キックバックなどで費用を膨らませているわけです

 坪単価30万円の通常品質の家があったとして、別に不思議ではありません。品質を落とさずに従来の業界もたれあいの構造から脱し企業努力をした結果なのでしょう。誹謗中傷として、坪に入れない玄関ポーチなどのところまで勘定に入れて坪単価を下げている、大工がいい加減でスケジュールを守れないなどが、あります。個別にはそう言うことも有るかもしれませんが、それは、最初に業者とよく話しておけば済むことです。

 こんなことがありました。リフォームのとき、外した古い洗面台を新規のものに換えようとして、見積もりをとりました。40万円の見積もりをもってきましたた。おいおい、近所のホームセンタで10万円のところ特価4万円の洗面台が、どうやったら40万円に膨らむんだ。そもそも工費は既に元の見積もりにはいっているじゃないか。どう聞きただしても営業は、社の規則で自分の裁量はありませんの一点張りです。それで、ホームセンタに行き、4万円の商品を購入して、古い洗面台をひきとってもらい、それを設置させて4万円なりでした。悪徳工務店はこんなものです。

 家を新築するために、アパートを借りました。そこには住みません。住むのは別宅で、アパートは家財置きとしてかりたのですが、例によって、敷金、礼金。これは良しとしましょう。問題はブローカーが大家に代わって一手引き受けで管理しているので、雑多な間接経費がかかってきます。もたれ合い、キックバックの構造でしょう。まず、家財保険。火災保険じゃないですよ。自分の家財がどうなろうと、大家やブローカーの責任ではありません。盗まれても、燃えても、別にどうということのないものばかり。これが、強制なのです。無理やり保険に入らせて、キックバックを裏で受け取るか、他の形で相応の利益を得る、保険屋とのキックバックの構造なのでしょう。会社ぐるみでやっているので、入りたくないと言うと、窓口の女性が困るだけということなどなどがあって、初期費用が表(おもて)に出ている費用より膨らみます。

 家一軒をたてるとなると、営業や、建築士、専務とかまでが首を揃えてぞろぞろとやって来ます。でも、建てるのは大工一人です一級建築士は居ても良いですが木造二階建てには無用の長物です。

鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん

です。大工一人でーー建具屋とか、壁張り屋とか、水道、電気屋はその他要るとしてもーー、そう、家を建てる基本は大工一人で良いのです。あの一級建築士は?専務は?不要ですね。こうして、大工以外の間接経費が膨大に膨らむ結果、なんでもない家が坪180万と言う意味不明の価格になるのでしょう。これは我が家の一軒で起きた実例です。Dr.Yには成金根性はありませんから、実に何でもない高断熱の家にすぎません。他の工務店は坪200万を持ってきました。

 冒頭、個別の問題と、書きました。xx林業、yyハウスなど財閥系の名を冠した企業であろうと、彼らは段取りを組むだけで、実際に家を作るのは社員ではない地場の大工さんです。大工さんの腕にはあたりはずれがあるでしょう。知り合いの大工さん、責任ある人から紹介してもらった大工さんで、その腕に信頼をおける人に頼むのが良いのではないでしょうか。Dr.Yは、最近は、友人の個人経営の工務店にお願いしています。ほぼ一切の間接経費が発生しないので、格安のハウスメーカと大して変わりません。

 更に言えば、営業、建築士、大工(普通、社員は営業だけで、建築士、大工は社外の人間です)などと縦割り構造になっている工務店では、内装などで少し最初の仕様変更したいとなると、現場の雇われ大工に言ってもだめで、この社外の建築士を含む縦の流れを通さなければならず、大変面倒で、気軽に、「ここ、こうしてもらえないかなあ」とは行きません。

 建築士などは、面倒でやりたくないと、そうするとああでもないこうでもないと言を左右にしてなかなかやりたがりません。「雨戸は上部の小窓も隠れる背の高いものにして」と言った時の言い訳が面白いのです。「背の高い雨戸は歪んでしまうのでやめた方が良いです」。オイオイ、歪むような製品をYKK-APやリクシルが作るかい!?さすがに、この一級建築士、自分の言った事が工学系の博士の耳にどう聞こえたかすぐに悟って、やりましたけどね。途中で仕様変更すると、社外の一級建築士事務所を営む建築士が、元請の営業、社外の地元の大工などとの連携が必要なのでやりたくないのでしょうね。大手ですと、この会議が頻繁に行われるとのこと。言うまでもなく、その人件費は施工主の懐から出るのです。

 ・・・続く

自動運転車で死亡事故

 起こるべくして起きた事故です。

<米国>自動運転で初の死亡事故…テスラ、当局が機能調査

毎日新聞 7月1日(金)11時10分配信

NHTSAによると事故は5月7日、米南部フロリダ州の高速道路で発生した。自動運転機能を作動させて走行中のセダン車「モデルS」の前方に、横切るようにトレーラーが進入。テスラによると、強い日差しのため運転手も自動運転機能もトレーラーを認識できず、ブレーキが作動しないままトレーラーに潜り込む形で衝突。運転していた男性が死亡した。」

日本で言うベンチャー企業は常に投資して貰う必要から、焦りがあり、見切り発車するので、技術品質が劣悪なのです。マイクロソフトを始めとする米国企業の製品をみれば明らかでしょう。今回、製品が命に関わる物であっただけの話です。一日かかって書いた文書が消えても、Windowsがフリーズして、メールや写真が消えても怒るだけですみますが命は二度と戻りません。もっと慎重にすべきでした。

 

 

dr-yokohamaner.hatenablog.com

 

 

匠大塚とIDC大塚家具

 御家騒動の結果、父親が大塚家具を追い出され、匠大塚という家具屋を、彼のビジネスモデルに沿って作り、お披露目しています。春日部駅のそばでしたか。近くには娘が経営するIDC大塚家具があります。

 この実験には、Dr.Yは興味津々なのです。匠大塚のビジネスモデルは、もはや妥当しないと思っているからです。我が家にあるL字形ソファは、ニトリで、いくらでしたか、7,8万円で買ったものですが、匠大塚で紹介されていた同じような、あくまでようなです、ソファは370万円とか。誰が買うのでしょう?という疑問です。80年代の日経平均株価のグラフを見てください。

日経225の長期チャートを観たい場合(1984年以降)

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日経225チャート集 リアルタイムチャート 長期、超長期チャートなどより引用

 成金を山ほど生んでいます。勿論、株で儲けるだけでなく、あらゆる分野で儲けられたのです。なにしろ、ダウという株を呉れという(株のイロハも知らない)客が証券会社に来たという伝説があるほどです。元論、今は、ダウではなく、日経225種平均になっていて、さらには、それを指数という形で買う事ができますが、当時、日経ダウと言ったのでしょうか、ダウ指数は買える制度ではありませんでした。

 こういう時代には超高価路線でも、面白いほど売れたでしょう。父親の頭の中にはその時代が染み込んでいるわけです。400万円のソファ。机や、椅子と併せたら、きっと1000万円近くになるのでしょうね。そんなものを買う客がどこにいるのか、勿論、1,2年後継者として雇っていて、やっぱりやめたと追い出し料に数百億円を払うような品のない成金はいますし、似たような人々も数えるほどならいます。しかし、80年代のようにはいかなくなったから、90年代には赤字に転落したわけです。そんなビジネスモデルを再掲しているわけです。

 個人でなければ、企業です。大塚家具は企業にも入れてますから、今後もホテルを中心とした需要はあるかもしれません。オリンピックを目指して新ホテルが建つか?あるいは、更新需要があるか。尤も、民泊を政府が模索しているくらいですから、安い宿泊が主体になるかもしれませんので、期待はできないですね。ホテルオークラがリノベーションといいますか、新築しているので、そこには需要があるかもしれません。とはいえ、日本の今の景気の悪さで、ホテル経営者がどれほど無駄をするか、あるいは見栄をはるか、ですね。Dr.Yは、父親の成金御用達ビジネスモデルは数年で破綻すると思っています

 では娘のニトリ・イケアビジネスモデルはどうかと言えば、時遅しと思っています。既にこの二強がいるので、それに打ち勝つには、更なる付加価値の創造が必要です。勿論、遅出しじゃんけんのようなもので、二番手がトップに躍り出る事は幾らでも起こっていますから、可能性はあります。何を付加価値とできるかでしょう。

 

 

仕事をしたくない検事たち

 まったく、秋霜烈日のバッジはどこに行ってしまったのでしょう。仕事をしたくない検事たちがあちこちにいます。

 三流大学から辛うじて司法試験に受かったものの、田舎の検察庁に追いやられた検事たちは、キムタクが演じるHEROの検事のような責任感はなく、北の果てで腐ってしまい仕事など真面目にやるきはサラサラないのでしょう。

 その実質的親玉がこの人です。wikiを見ても、どこを見ても学歴が出てきません。マイナーな人なんですね。

旭川地方検察庁 検事正 松 並 孝 二

( この写真は旭川地方検察庁への外部リンクですので、この事件が終わり異動でどこかに飛ばされると、「アドレス不明」になって表示されなくなります)

 こんな事件です。

危険運転致死罪の適用求め遺族らが札幌高検に要望書

 旭川市で5月4日、飲酒運転の車に衝突されて死亡した中島朱希さんの遺族らが、より刑の重い罪の適用を求めて、28日、札幌高等検察庁に要望書を提出しました。
 この事故を巡っては、旭川地検が「事故は『ハンドル操作のミス』が原因だ」として、石崎勝彦被告を過失運転致死などの罪で起訴しました。
 しかし、遺族らは「酒の影響で事故は起きた」として、「危険運転致死罪」を適用するよう検察に再捜査を求めています。
 遺族らは16日に旭川地検に要望書を提出しましたが、地検はまだ検討中としていて、28日は地検を管轄する上級庁の札幌高検に適切な捜査の指示を求めました。

」-- HTB Newsより引用

【旭川】旭川市の国道で5月、飲酒運転の乗用車とワゴン車が正面衝突、ワゴン車を運転していた市内の小学校教員中島朱希(あき)さん(38)が死亡した。・・・

事故は5月4日午後7時ごろ、市内末広1の国道で発生、石崎被告の乗用車が中央分離帯に衝突後、対向車線にはみ出し、ワゴン車と正面衝突した。捜査関係者などによると、石崎被告の呼気から基準値の3倍のアルコールを検出。運転中の車内でもビールを飲み、量は約3リットルに上ったとみられる。時速100キロ以上で走行していたとみられ、「スリルを味わいたかった」とも供述しているという。」ーー北海道新聞

 スリルが好きで、前にいる車をみると抜きたくなる。酒を飲むとその欲求が更に高まると告白しているとのこと。なにしろ、中央分離帯に衝突、タイヤが外れてしまった位のデタラメ運転をしていたということです。タイヤが外れても110Kmもの時速では止まらず、反対車線に飛び出し蛇行運転した末に相手を殺した事件(事故じゃなく)です。死刑でいいのではないでしょうか

 危険運転致死罪」の適用には少しばかり裏付けの仕事をしなければなりません。そんな聞き取り調査などの面倒な事はしたくないので、副検事は警察の調書をコピペし、上司の検事はめくら判を押して一件落着にできる「過失運転致死」での起訴としたのでしょう。勉強不足、仕事やる気不足で適当に書いたコピペ起訴状で「危険運転致死罪」にして、裁判で無罪になると、更にx点が増えるので、確実に有罪を取れる答案を書いたとも言えます。英検1級が必要な業務なのに勉強をしたくないので手を抜いて3級でお茶を濁しているようなものです。

 この種の事件に詳しい弁護士は、副検事が立件して、検事の判子をもらうのだが、彼らは勉強不足で最近も起きている重大な交通事故の判例最高裁通達などを見ていないので、知らないのでしょう、と。そういうことを無くすように検察庁を引き締めるのが検事正の役割なのですが、彼自身も島流し組なので、まるでやる気がないと思えます。

 週刊文春さん、是非、旭川に飛んで、こういうダレ検達の日常生活を暴いてくれませんか。きっと、北の場末に追いやられた荒れた精神の人々でしょう。彼ら自身、毎晩場末の酒場で飲んで運転しているのかもしれません。だから、酒飲んで運転してナンボのもんじゃ。そんなもんワイラも毎晩やっとるわいといわんばかりの起訴状なのです

 HEROは、あんな検事がいたら正にHEROで、フィクションにすぎず、キムタクの周りにいたまるでやる気のない検事たちがノンフィクションなのでしょう。しかし、こんな中央のTVで報道され大事になってしまって、勉強不足の検事たちは、まさかそんな事になるとは夢にも思っていなかったので、今頃は泡を吹いて焦っていることでしょう。これで、中央に戻れる夢は消えたかと

EU離脱ドミノ現象は起きるか

 起きないと思います。既にスペインで離脱派は勢いを失っています。すぐに離脱の動きが各国で盛んになるのではなく、まず見守りでしょう。英国で何がおきるかをです。regrexit(離脱後悔)が既に起きていますが、間違いなく経済は停滞するでしょう。移民の抑制や、難民受け入れの拒否と、経済全体の停滞とどちらを選ぶかです。というより、両方を満足できるように残留したままEUと交渉することでしょう。もし、ドミノ現象が起きてEUが瓦解すればEU官僚は失業するわけで、そんなことは彼らは避けたい。EU各国首脳も同様。彼ら自身の懐が痛む可能性を各国は得たのかもしれません。regrexitは、各国にEUとの交渉の札を与えたのではないでしょうか。

 リーマンショックとは、リーマンブラザーズの破綻に付けられた名ですが、実際にはサブプライムローンという破綻しているローン債権を世界中の金融機関が買い込んでいたという実質的な損害が明るみに出てしまったことでした。英国のEU離脱で具体的な損害が今、起きているわけではないので、リーマンショックとは同じ土俵で論じられません。為替と株式市場の混乱は、センチメントによるもの、この混乱を利用して多儲けを企むものなどの、まさに思惑によるもので実害によるものではないので、そんなに深刻ではないのです。それを深刻化するかどうかは、各国政府の今後の政策でしょう。リーマンショックは米国政府がリーマンブラザーズを救わなかった事から起きたことです。サブプライムローンは顕在化せずに、抑えこめたかも知れないのです。明確に米国政府の誤りから起きたことでした。その意味ではいまはリーマンショック前夜と言えるかもしれません。それでも、具体的な損害をどこかの銀行、投資銀行、証券会社、その他の金融機関が受けているのではないので、かなり違うと思います。