NPOに関する誤解

NPO非営利団体と訳されますが、この「非営利」に誤解が生じます。日本語のこの語感では、NPOで働いている人々は全員ボランティアで、場合によっては私財を投じて働いている感じがします。しかし、NPO代表はそのNPOからの年収が2000万円あっても構いません。事務員も年収800万円で全然構わないのです。ですから、

 怪しげなNPOでは、言うまでもなく十分に「営利団体」の場合もあるでしょう

 この場合の「N」は「Non]ではなく、「Notorious」でしょう。今では、1円の資本で作る事ができる株式会社では、零細家族経営の場合、実質的に配当などしないので、NPOと同じ事になります。なぜ、NPOを名乗るのか、色々な事情はありますが、聞き映えが良い事もあるからでしょう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/NPO

によれば、広義のNPOでは、「利益の再分配を行わない組織・団体一般(非営利団体)を意味する」わけですから、株式会社のような配当を出してはいけないと言うだけで、自分たちはいくら利益を上げても構わないのです