デイトレーダーの真似事

 株は世界の政治経済の動きを見て売買しなければ勝てないと思っているDr.ですが、デイトレードは、超短時間の株の動きだけで利を取るのでそのような知識は不要なんでしょう。と、いうわけで、一度、真似事をしてみることにしました。

 大手の証券会社で伝統的な方法で自分の担当に電話注文方式で発注を行うと、出来高の0.7%の手数料となり、利益を数%程度としておくなら、おおむね、買って売って1.5%の手数料となります。ですから、3%以上の利益を取らないと何をやっているかわからないことになり、まったく、デイトレードになじみません。ネット証券会社なら、手数料はおおむね、買って売って0.2%程度なので、気にしないですみます。

 さて、株は、「安く買って、高く売る」わけですから、まず、安く買おうと日経平均を見ると、前場は地を這っています。結果的には、今日は、後場で一気呵成に上がりました。前場で買って、後場の後半あたりで売れば、4%程度の利益は上がったでしょう。が、後場にはとても買う気になりません。本日は前場で買って後場で売り、4%の利益で終わりました。尤も、日経平均指数(ETF)を買ったわけではなく、個別銘柄を買ったのですが、どれもこれも、似たような動きをしていましたから、一部の銘柄を除いて何でも良いわけです。じゃ、前場でなぜ買う気になったかというと、この6か月程度のチャートを見ると、今は底になっているからです。逆に、天井になっていたら、買いませんでした。

 さて、明日はどうでしょう。続伸してしまうと、なかなか買うタイミングがありません。買ったとたんに落ちるかもしれないからです。明日、どこかで今日の前場程度に落ちたら、買いに入ります。

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