企業犯罪: レノボのパソコンは買ってはいけない:銀行の暗証番号などが抜き取られます

 驚くべきニュースが昨夜流されていました。題名に書いたように、レノボ(元IBMのパソコン事業を買い取った中国企業)が、パソコンにユーザが入力したデータを盗んで自社関連のサーバに密かに送るソフトを入れて売っていたということです

 もし、そのパソコンでインターネットバンキング、ネット通販などをしていたら当然、暗証番号とかパスワードを入れますが、それらを抜き取られてしまうのです。勿論、IDも何もかもです。

 もし、既にそのような使い方をしていたら、すぐに暗証番号、パスワードを変更すべきでしょう

 銀行の預金口座から別の見知らぬ口座に既に送金されて残高0円になっていても不思議ではありません。こういうことを中国企業は平気でやるのです。企業倫理も何もありません。国全体が盗賊のようなものですから。

 この事実をユーザに発見されて指摘されたために、急きょそのソフトをユーザが削除するようにしようとしたのですが、良くあるように「ユーザが容易には削除できない悪質なインストール方法を使っていたので、仕方なく、削除するソフトを公開したのです。しかし、そんなものを信用できるわけがありません。オレオレ詐欺でダマした人間に再度電話をかけて、取られた金を取りかえしてあげます。ついては、100万円をこれこれの口座に振り込んでくださいと言って更に金を巻き上げる手口がありました(これに騙される人の頭って、どうなっているのでしょう?)。そんな手口に見えるのはDr.だけでしょうか。

 レノボは下記のように言っていますが、「自分で入れたソフト」がどの先進国でも個人情報保護法に抵触する事を知らぬはずがありません(中国にはないので知らない?)。暗証番号を抜いたらセキュリティ上、この上なく危険であると知らぬわけもありません。

 レノボはホームページで、「きのうまで、このソフトにセキュリティー上の欠陥があることを知らず深くおわびします。問題の収束に向けて、全力で取り組みたい」としています。」-- NHK

 レノボのサイト:


Lenovo PCの公式 個人向け通販サイト | レノボ個人向けのパーソナルコンピュータ、パソコン、タブレット、周辺機器など | ThinkPad ノートパソコン | レノボジャパン

 

NHK News Web

レノボ 欠陥あるソフト削除する別のソフト公開

2月21日 22時42分

中国のパソコンメーカー「レノボ・グループ」が販売していたパソコンの中に、閲覧したホームページの情報を外部に送って分析するソフトウエアを入れていた問題で、このソフトが入ったパソコンを使うと、ネットバンキングの暗証番号などが盗み見られるおそれがあることが分かりました。

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レノボ 欠陥あるソフト削除する別のソフト公開 NHKニュース