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性同一性障害について

 今日は朝からどんよりとした天気です。天気が悪いと、多分、生物の脳は餌が探しにくいので無駄なエネルギーを使わずに寝ていなさいという作りになっていて、普通の人は精神が抑制的になり、何もしたくなくなります。しかし、Dr.は日常的に精神が抑制的なので、つまり自制心が非常に強いので、その脳の部分が天気の悪さで抑制され、普通の人とは逆にワクワク感が出てきて、何か創造的なことをやりたくなってじっとしていられません。

天気が悪くなると古傷が痛むメカニズムと治療法 - dr-yokohamanerのブログ

 何か新しい発明でもしようかと考えてみますが、どうにもネタもないのに脳の抑制的な部分だけが勝手に解放されても知恵は出てきません。じゃあ、株式市場で上がってきそうな銘柄でも探すかーーなにしろ一部上場じゃなかったので大塚家具の底値をうっかり見過ごしてしまったのだからーーと思っても、こう15年ぶりの高値になっていては高所恐怖症で買うに買えません。

 仕方ないのでブログでも書くかと思っていたらビッグアップルで聖パトリック祝日のプレで本祭に参加を認められない同性愛者たちのパレードが行われたという記事に出会いました。ロイターです。

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米ニューヨークで行われる「セントパトリックスデー」のパレードの主催団体は3日、来年3月に開催されるパレードについて、同性愛者団体がメッセージを掲げて参加することを認めると明らかにした。

--NYの「聖パトリック」パレード、来年は同性愛者団体も参加へ | 世界のこぼれ話 | Reuters

  ところで、なぜ同性愛、もっと一般的に性同一性障害が起きるのでしょうか。多分、日本にはーーひょっとしたら黄色人種にはーー非常に少ない現象らしいのでピンと来ませんが、ゲルマン人種(アングロ・サクソンゲルマン人なので含めて)には相当多いらしいのです。特に、第二次世界大戦の時期に生まれた男に多いということですが、これは母体に戦争と言う尋常でないストレスがかかったための妊娠時のホルモン異常によると何かで読んだ記憶があります。

 ところで、男あるいは雄というものは生物に必須なのでしょうか??必須ではないのではないかとDr.は愚考しているわけです。


男(オス)は生物にとって必要か? - dr-yokohamanerのブログ

 

 生物が非生物と異なる最大の特徴は新陳代謝して自分の体を自ら保守していることですが、寿命と言われる時点まで時間が過ぎると、体はもうボロ屋と同じで保守しようがなくなります。そこで、新しい体を作ってそちらに乗り移るのですが、この機能は新陳代謝ではなく生殖という別の言葉で呼ばれています。

 ところが、進化の過程で自力だけ(自分の遺伝子だけ)で新しい体を作るのをやめて他の個体の遺伝子を混ぜて多様性を作ろうと言うことを生物はし始めました。その遺伝子を他の個体から運ぶヴェクターともいえる個体をオスと呼んでいますが、こんな機能なので役目が終わればアリマキのオスのようにすぐにこの世から消えてなくなって良いものなのです。

 もし、オスが遺伝子を混ぜる機能以上の機能を担うとしたら、メスとその子を守る機能程度ではないかと思うのです。その意味では、ゴリラあたりが進化の頂点で、下のような事件を見ますと人間は無駄な過進化しているように思えます。人間の場合はアリやハチと同じく社会的動物なので、男の役割は、働きアリと遺伝子運搬ヴェクターのオスアリ程度でよいかと。


野獣が人間になれるか? - dr-yokohamanerのブログ

 さて、なせ、性同一性障害が起きるのか、こんな風に考えられないでしょうか。オスメスは、2つの過程で作り分けられます。

 1.遺伝子。体のオスメスを決める。

 メスはXXの性遺伝子をもち、オスはXYをもちます。Yがオスとなるための遺伝子です。上記のアリマキのオスの遺伝子はX0です。0はゼロで、何もないということです。つまり、基本の性遺伝子Xが1個だけの個体はメスになれず、単なる遺伝子を混ぜて死んでいくヴェクターでしかありません。詳しくは:

できそこないの男たち  光文社新書 福岡 伸一著」

 2.胎児時期の母体でのホルモン処理過程

 遺伝子で体のオスメスは決まっても、まだ脳が基本であるメスのままです。オスになるのは母体の中でアンドロゲン(男性ホルモン)シャワーを浴びる必要があります。血中アンロドゲン濃度が高くなり胎児の脳中に十分廻るということです。この過程が狂うと、遺伝子で決まっている体の性と異なる性の脳になるということでしょう。

 そうなると、4つの場合があります。

    胎児時期の母体でのホルモン処理過程での性(脳のオスメス)

        メス    オス

   メス  1   2

  

   オス  3   4

 (体)

 

 1.は、体も脳(心)もメス    4.は、体も脳(心)もオス

 2.は、体はメス、脳(心)はオス 3.は、体はオス、脳(心)はメス

 ということなのでしょか。

 これは本人の責任ではなく、なにか自然、あるいは戦争のような人為の偶然の結果なのであって、差別するような事では全くありません。単に圧倒的に少ない場合ということにすぎません。

 ただ、この考え方では、性同一性障害の説明はできても、同性愛は説明できません。1と4は通常の男女愛ですし、2と3は見た目と反対とはいえ、男女です。同性愛は見た目の、つまり体の性が同じですので、1-2、3-4のカップルです。この場合、1と4は普通の人ですので、心が許すのでしょうか?男の体で男の心をもつ人が、なぜ男の体で女の心をもつ人を好きになれるのか?ちょっと分かりません。とにかく、聖パトリックの行進も来年からは認められるという事です。

 ただし、結婚という子孫に繋ぐという生物的な存在理由である役割を考えますと、「結婚」かなあとは思います。社会制度的意味でですね。配偶者控除とか、その他の婚姻にまつわる制度には馴染まないと思います。気の合った友人同士で一緒に住んでいるということで良いのではないかと。