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冬以外は、新幹線から富士山が見えにくい理由 富士五合目

 東海道新幹線に乗っていてもなかなか富士山頂上は拝めません。清冽な冬の寒気がある時は見えることもありますが、春以降、秋までは難しいですね。

 これは太陽に炙られた富士南麓の山肌や木々から水蒸気が噴き出していて、それが下から見ると雲として見えるからです。富士の雲は西から流れてきた雲ではなく自身が作っている雲であることが多いのです。富士の東側の神奈川県から遥かに見ていますと、南側は富士の表面から雲が「し」の字型に湧きだしている光景が良く見えます。まるで南側に対してカーテンを作っているようです。

 新幹線で静岡県を走っていると富士があるあたりは山麓も見えないくらいに雲に覆われていますが、あれは富士自身が噴き出している水蒸気なのでいくら天気が晴朗でも見えないのです。晴朗であればあるほど太陽熱に炙られて水蒸気を噴き出して自身を隠してしまっているのです。

 その点、山梨側からは、北側になるだけに、富士の頂上は見えやすいですね。富士山頂を見たければ真冬か、山梨側にいくかですね。この3月5日に箱根に行ったのですが、よく晴れ渡っていた午前中も富士は見えませんでした。もう3月では暖かすぎるのでしょう。御殿場で5°C@13時でした。

 尤も、富士の雄大さを堪能できるのは静岡側からです。新幹線の走っている標高は数十m程度でしょうから富士の3776mの高さがほぼ完全に見えますが、山梨側の富士五湖は標高1000m前後ですので、2776mの富士しかみえないので、何となく大人しい富士に見えます。勝手に名前を付ければ、静岡側から見る富士は、雄大なますらお富士、山梨側から見る富士は嫋やかな姫富士とでも言いましょうか。

 同様に、五合目からの見晴らしも静岡側の五合目ーー御殿場から国道138号→23号線(静岡県道23号御殿場富士公園線 or 富士山スカイライン)で入るか、246号→469号(富士南麓道路)→南富士エバーグリーンライン有料道路(¥500)。あるいは、裾野市から24号(静岡県道24号富士裾野線)→南富士エバーグリーンライン有料道路ーーの方が標高0mの海まで見えて勇壮です。469号線は富士裾野の原野の真ん中を10分程度走りますので、23号線より富士の広大さを堪能できます。富士サファリパークで右折してすぐの裾野市立富士山資料館(有料。¥200?)に寄っても良いでしょう。

 南富士エバーグリーンライン有料道路から上では、運がよければ、誰そ彼時から彼は誰れ時までは鹿の親子を見ることもかなりの確率でできます。逆に言えば、夜はヘッドライトを遠目にして走らないと夜行性の鹿と衝突し双方が大きなダメッジをうけます。

 多分、この南側の斜面の方が、北側より急なのでしょうか、とにかく南側の五合目からの景色は雄大です。ただ、5月のゴールデンウィークと夏休み期間は、バンパー・ツー・バンパーの超渋滞で動きません。ロードならぬ駐車場状態と化しますので、子供連れには携帯トイレが必要かもしれません。

 なお、静岡側五合目は下記Wikiによると「表富士周遊道路の五合目は標高が約2,380mで、自家用車で行ける日本最高地点である。」

表富士周遊道路 - Wikipedia

23号線と南富士エバーグリーンラインの交点、水ケ塚のライブカメラ

469号線富士サファリパーク前南富士エバーグリーンロード入口のライブカメラ

 このサファリパークの交差点は紛らわしいのですが、右に「サファリパーク」の看板が見えますが、入口は左折です富士宮に行く人がうっかり左折するとサファリパークのゲートに行ってしまいます。富士宮は道なりに直進(緩く左に曲がっています)。南富士エバーグリーンラインに入るには右折です。トールゲートは数Km上のぐりんぱイエティの入り口直前にありますので、間違えたらいつでもUターンして引き返せます。富士山資料館、別荘管理事務所、十里木高原別荘地の数か所のバス停前、トールゲート前、などがUターンしやすい場所です。天気が良ければ富士山資料館の裏の駐車場から富士山頂を見ることができます。さて、エバーグリーンラインを出て数分走ると水ケ塚で23号線富士山スカイラインに交わります。

 山梨側の河口湖の南、富士スバルライン有料道路から入る山梨側五合目は道がとにかく楽でとても山の登り道とは思えません。トールゲートに行く途中、道が富士山の歌を奏でる工夫がされています。タイヤと道路の摩擦で音がでるようにしてあるようです。トールゲートを入るとちょっとした緩い斜面で時々スイッチバックのためのカーブがあるだけのゆったりとした道が5合目までつながっています。残念ながら?この道は管理が行き届いていて、満員の場合、入れませんので、トールゲートでUターンして帰ってくることが重なっていて、五合目から山裾が見えるのかどうかも記憶にありません。もし、見えたとしても、標高差2700m程度しかありません。土産物の売店は静岡側と違い遥かに、遥かに充実しています。富士山に行って土産を買ってきた~という充実感は一杯です。

富士山ライブカメラ(河口湖北岸カメラ)