何も考えない人がネットを使う危険性

 Yahoo!にこんな ↓ ニュースがありました。

ウェブカメラ、ネットで丸見え3割 パスワード設定せず

 インターネットでつながるウェブカメラ(ネットワークカメラ)をめぐり、パスワードを設定するセキュリティー対策がとられていないため、商業施設や住宅の映像・音声を第三者がネット上で見たり聞いたりできることが朝日新聞の調べでわかった。調査の対象としたカメラの3割以上がこうした状態にあり、カメラを勝手に操作されたケースもあった。低いコストと手軽さで活用が進む一方で、「ネット社会」のリスクが浮き彫りになった形だ。(朝日新聞デジタル)

」-- ウェブカメラ3割他人に丸見え(2015年3月16日(月)掲載) - Yahoo!ニュース

 パソコンであれ、スマホであれ、タブレットであれ、何かをインターネットにつなぐのなら必ずパスワードがあるものはパスワードをかけ、ウィルス監視ソフトがあるパソコンではそれをインストールするのは常識です。まさか、公道に面した部屋で窓を開けたまま素っ裸になっている人はいないでしょう。ネットを使う時にパスワードをかけず、ウィルスバスター等を使わないということはそういうことなのです。でなければ、ネット上は実社会以上にヤクザが徘徊している世界なので、いつ侵入されるか、データを抜き取られるか分かったものではありません。

 昨日もアクセスポイントについて書きましたが、ネットワーク一覧にはスクロールしなければ全部が見えないほどに、何も考えていないで使っているであろうと思われる無防備なアクセスポイントがあります。

G pad8.3の無線LANの不安定さ - dr-yokohamanerのブログ

 ネットのセキュリティを専門にしている知人が街を歩くといくらでも侵入可能なアクセスポイントがあると言っていました。アクセスポイントの自動設定機能で一応暗号はかかっていますが、何も知らないということは危険なものです。

 金庫を買ってそこに大金を入れたらその金庫の施錠・開錠方法、脆弱性・弱点などの説明書は読むことでしょう。ネットにつなぐということは、大金の入っている金庫にあたるタブレットスマホ、PCを不特定多数の大衆に公開するということだという事を頭においておくべきなのです