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プリウスのメータの「ECO」の意味

 プリウスにはハイブリッドシステムインディケータというメータがついていて、どんな駆動をしているのかが運転中に一目でわかるようになっています。普通は「ECO」の範囲で走っていますが、急坂や急発進すると「PWR」=Powerのレンジまでメータが振れます。この「ECO」が不思議でした。同じ1800CCエンジンなのに、どうしたら経済的に走るのか?

 そもそも熱力学的にはアトキンソンサイクルという効率の良い(排気する熱が少なく、運動エネルギーに無駄なく変換するということでしょう)燃焼方法を用いているらしいのですが、そういう方式・構造的なものと、モードであるECO運転とは関係ない感じがします。一つの構造で、あるときにはECO,あるときにはPowerとサイクルを変えるなんてできないのではないでしょうか。

アトキンソンサイクル - Wikipedia

 で、ふと気が付いたのですが、プリウスはエンジンは大きくても、普段は(つまり、ECO運転では)燃やすガソリンをケチっているらしいのです。なんと、ヴィッツくらいのガソリンしか使わないのだとか。当然、馬力も普段はヴィッツ程度です。つまり、ガソリンは少ししか食わないのです。急発進や坂道ではPower運転になりますが、その時は、多分1800ccエンジンとしてのガソリンをフルに供給しているのではないでしょうか。加えて、モータも動かしますから、最大ではクラウン並みの2400cc相当で加速します。

 勿論、回生制動ですから減速時には普通は熱として捨てられるエネルギーを回収して充電していますから、この電池を使って、時々、モータ駆動だけになりガソリンなしで走っています。リッターあたり32Km走るわけです。