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パリから友人たちが遊びにきました

 パリジャンたちと富士山に、なんと梅雨の真っ最中に行きました。車中、山からの連想で山国スイスの話になりました。勿論、パリジャンはスイス人をモンタニャール:山出しっぺ、として馬鹿にして已まないのは周知の事実です。なぜか、日本ではスイスは非常に良いイメージで描かれますが:

永世中立国としての平和の象徴:国民皆兵なので成人の男は全員家に銃を保管しています。中立は武装して抑止力をもたないとできません。非武装なら誰も攻めてこないという不思議な発想をする人がいるのは日本だけでしょう。元寇を知らない無知な人間なのでしょうか。

・風光明媚で純朴:自然しかなく、頭が鈍い

・精密機械の時計大国:高が時計が一国を支える産業?

 大方の日本人がもつスイスの良いイメージは誰が何時、作ったものでしょうか。本来は、純朴な=頭の鈍い、貧乏な=強欲な、山国=自然しかない、小国=永世中立宣言するよりほかない国なのですけどね・・・

 似たような話で、パリジャンはベルギー人も小馬鹿にしています。同じフランス民族なのですが。頭が鈍いとか、彼らのフランス語は訛っているとか。彼が言うに、ベルギー人はお隣のルクセンブルク人を馬鹿にしている、と。尤も、これらの国は民族の違いでそうなっているのでははないので、パリジャンも親戚や友達をそれらの国々にもっていて言っているので、日韓のような関係で言っているのではありません。

 まあ、そういうフランス人にはこんな小話があります:神はフランスを創った。そして言った。おお、ちょっとやりすぎた。この温和な気候、豊かな自然の恵み、広く平坦で使いやすい国土。このままでは他の国々に不公平だ。バランスをとらねば。そう言って、神はフランス人を創った。(フランスジョーク集で見たのですが、文はうろ覚えで、正確ではありません)

 富士山を走っていて、面白い看板をみました。ライオンズクラブ資金を出して作ったものです:「自分のルールで走るのはやめましょう

 これはなかなか噴飯ものでした。道路交通法を守りましょうという事なのですが、富士山の周りでは地元の車は道交法を覚えられないのか、英字が読めないからか、勝手な運転をするのです。確かに静岡県人や山梨県人の運転は酷いものです。「富士山」ナンバーは要注意なのです。

 これも人口に膾炙していると思いますが「静岡県人はポーとして頭が鈍い。なぜかというと、あまりに気候が良くて、一年中、ポーとして過ごすのでそうなるのだ」と。

 後半の理由は実はおかしいのです。駿河湾の延長の相模湾に面し、同じく気候の良い湘南で暮らしている神奈川県人がこのような軽蔑的な言われ方をすることはありません。いつでしたか、神奈川県はmost livable prefecture(最も住みやすい・住んでみたい県、ですね)になったかと思いますし、若者が欲しいナンバーは横浜、湘南、それに東京の品川です。結局、静岡県人は理由はなんであれ、slow mind=頭が鈍いと思われてしまっているのですが、その一因をこの看板に見た気がしました。

 富士の回りを運転していると、自分勝手な運転をする「富士山、沼津、静岡、山梨」ナンバー車であふれています。こちらが右折で待っています。100m以上前からノロノロと直進車が来ます。神奈川なら自分は左折するからさっさと右折して良いですよと言うことを知らせるために左ウィンカーを早めに点灯しますが、静岡では、いらっとさせるほどノロノロとやってきて、なんと左折しながらウィンカーを出すのですね。そういう道路交通法になっているのが静岡の警察なのかと思うくらいです。その代わりと言ってはなんですが、技術なしで走れる直線や下りでは、速い事。制限速度などないかのようです。制限速度で走っているDr.Yなどいつも後ろからクラクションを鳴らされて抜いていかれます。30Km違反車が普通に走っています。制限表示の数字が読めないとは思えないので、ひょっとしたら表示板の「Km」という英字が何の事か分かっていないのではないかと思われます。県警は県民の知能度に合せてカタカナ表記を考えるべきですね。

 それならば、速度相応に頭の切れは良いかというと、これが、なんとも・・・。右折信号では、なぜか理由不明ですが、20mも車間をあけて走るので、1信号に3台くらいしか信号を渡れません。神奈川県なら同じ時間に10台は行きますけどね。バスを降りるとき、自分の番になってからおもむろに鞄を開けて、中を探って財布を取りだし、小銭を数えて200円がないので、1000円札を取りだして両替機に入れ、ゆっくりと1000円分あることを確認してから200円を入れるお婆さんが時々いますが、ひょっとしたら、「前の車が発進した。右見て、左見て、前見て、ついでにバックミラーを確認し、おもむろにブレーキから足をあげ、ゆっくりとアクセルを踏む・・・その前に、もう一度、右見て左見て、前見て、OK,発進」としているとしか思えませんが、その割には危険運転は平気なので理解不能なのです。

 富士山は首都圏に近いので、頭の切れる者は首都圏に出て行ってしまっているのでしょうか・・・とにかく、道路交通法を守って、かつ、常識的に他車に気を配って走ってもらいたいものです。