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大学教授の給与と退職金

 前回、暴力団幹部から借金して、剰え返していない日大の山岡永知(ながとも)名誉教授の件を話題にしましたが、一体大学教授の給与はどのくらいかという事が話題に上がっています。↓ こんなデータがあります。

年俸

    『2003年度首都圏私大の賃金及び教育・研究・労働条件』より
    家族住宅手当ボーナス込最短昇進モデル賃金(年収)    単位は万円
     30歳講 40歳助 50歳教 60歳教
        扶養2 扶養3 扶養3 扶養1
    慶応  -   1055  1281   1375
    早稲田  755    1138   1386   1414
    明治   734    1032   1299   1378
    中央   826    1082   1383   1416
    立教   750    1092   1347   1390
    日本   732    1050  1303  1345

 

退職金(日大は不明ですが参考までに)

退職金   基本給×○ヶ月
         10年  20年  30年  35年  <-- 勤続年数
    慶応   13(8)   30(25)  50(46)  57
    早稲田    10      25      40      45
    明治   10      27      52      52
    法政   13(11)  28(25)  43      50
    中央   15(10)  32(22)  50(41)  60(48)
    立教   12      27      56      63

http://www.geocities.jp/ryannmaryu16/kyuuyo-c.html より引用

 このデータは「大学教員公募についてのメモ」に出ていました。以前、大学生の頭の程度について書いた時に参考にさせてもらったホームページです。このサイトは大学教員らしく、EUCで書かれていて、おまけにブラウザの自動検出に失敗して文字化けします。GoogleChromeでは次のようにしてください。IEも同じくメニューからエンコードをEUCにします。

 ブラウザの右上にある「三」にようなアイコンがメニューなので、このアイコンをクリック→ 「その他のツール(L)] → 「エンコード(E)」 → 「日本語(EUC-JP)」

 これで、文字化けが治ります。なお、見た後は、上記で「日本語(EUC-JP)」の代わりに、最上段にある「自動検出」に戻してください。

 ところで、私大によっては、その私大を卒業、修了してそのままそこの教員になったか、途中で企業から来たかによって給与体系が異なることがあります。勿論、余所者は安いのです。その違いを少しづつ修正していくことを「治癒」と呼んでいる大学があるのだそうです。

 日大の場合、附属の学校が幼稚園からか、小学校からか、どこからあるのか、Dr.Yの住んでいる世界とはまるで違うので知りませんが、とにかく、全学歴を日大で埋めてきて、日大の教員になったか、余所者の教員かで給与体系が違うと聞いたことがあります。学校に支払った授業料を給与にして返しているんだろうと、その筋の大学人は皮肉っていましたが、本当の所はわかりません。最近の退職金は8000万円とか聞いた事があります。これも本当は大学の経理ともらった本人しか知らないところですが、その本人から聞いたということです。

 くだんの名誉教授は2000万円を今から10年前に借りたということですが、高額な退職金をもらった前後の時期になるのではないかと思います。余程の損失を海外投資とかでだしているのでしょうか?

 

 大学の話題ついでにいくつかの面白い話題を:

含有率

 例:その学科を専門とする教員数/その学科の総教員数

 新しい学部や学科を創設する時の最大の問題が教員の手当てです。何しろ新分野なので、それを専門にする研究者はほとんどいません。他所から調達しようにも、他所もそんな希少で貴重な人材は手放しません。そこで、(自大学の)近隣分野の教員で何とかするのです。新興の生命科学有機化学や生物学の教員を当てるようなものです。下手をすると無機化学だって、石油化学だってありえます。既に旧聞に属しますが、情報工学が勃興した時、地方大学では、含有率は20%程度だったそうです。数学や物理学や・・・もうなんでもありでしょう。今では、生命科学がそのような状態にあるのではないかと思われます。早稲田の小保方氏の博士号が取り消されましたが、あの研究科の含有率はどの程度なのかが問題でしょう。常田教授は小保方氏の専攻に対して博士課程の〇合の資格があったのか?「まるごう」とは、その専攻の専門性があり、その課程専攻の学生を指導する資格があることを示す大学の業界用語です。

割愛願

 大学の教員が他の大学に移る場合、移る側の大学から、移られる側の大学に出す依頼状です。貴学のxx准教授を、本学の教授に割愛願います、というような内容です。

 含有率といい、割愛願といい、なんだか教員は物扱いみたいに感じます。

尤も、割愛は「大切なものを、泣く泣く手放すこと」なので、良い意味ではあるのですが。