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大切なデータの保護方;レイドは使えるでしょうか

 レイド=RAIDとはRedundant Arrays of Inexpensive Disksのアクロニムです。つまり、安物ディスクを複数使って冗長性を作り出したもの、という意味です。最近は「安物」が人聞きが悪いからか Redundant Arrays of Independent Disksという、無意味な語にしています。腹切って切腹、みたいですね。

 「冗長」は普通悪い意味ですが、情報工学では必ずしもそうではありません。「余裕がある」という意味ですね。人に限らず余裕があれば異常事態主っ対、あれ?NEXUSの仮名漢字変換は本当に酷くて中学生が作ったのか高校以上の語が出ませんね。「しゅったい」。そもそも「主っ対」なんて言葉があるでしょうか。これがgoogleの実力。最近やっていることはbrute forceだけのような気がします。力任せ、金まかせで頭脳は使っていない。

 「しゅったい」事件の出来で話が逸れました。とにかく余裕があれば、異常事態が出来しても解決できます。特急は車掌がいくつか席をもっていて、普通は全席の切符を売ることはないと聞いたことがあります。全席満員で異常事態がおきてダブルブッキングした場合でも、立って行く客が出ないように冗長性を確保しているのです。

 RAIDは「安物」ディスクがたちまち壊れた時でもデータを保全できるように一度の書き込みで複数ディスクに書き込むものです。複数とは、最低2台ですが、素人用に秋葉原で売っているものは普通2台が入る「レイドケース」です。これで、毎回自分でコピーする手間が省けると喜んで使っていましたが、今は自分の手でコピーしています。

 理由は簡単で10台のうち、6台のレイドケースが安物の低信頼性ディスクよりもっと信頼性がなく、すぐに壊れてしまったからです。2台のディスクを1台のコントローラーに繋いで同時に書き込んでコピーを作る方式をレイドの方式の中でもミラーリングといいますが、このコントローラーのチップが超低信頼では役にたちません。で、もっと信頼性を高くしようとする技術をデュアル;二重化といいますが、コントローラーも2台にするのです。でも、2台のコントローラーに一回でデータを送る信頼性はどうやって高める?常にこのようなメタの問題はありますが、ハードが信用できない以上、これは自分を信頼するしかありません。つまり、なんのことはなく、2台、実際には最低3台のディスクをUSBで繋いで手動で3倍以上の時間を使ってコピーを作っているのです。多重化ですね。2台しかないと心の冗長性が保てず、1台が壊れたとき、慌ててもう一台のデータも操作ミスで壊し、「そして何も無くなった」状態になり呆然とする可能性が高まるからです。人間とは厄介なものです。