好きな温泉宿の属性

 なぜか、露天を売り物にしている、部屋に露天風呂が付いていることを売り物にしている宿が多いですね。猫舌ならぬ、猫肌のDr.Yは露天が大嫌いなのです。特に冬は。寒くて震えているのに湯が熱くて入れないという状況は悲劇的です。部屋に露天がついていても、入るのは室内のユニットバスです。露天の存在意義が理解できないDr.Yです。

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どうしてわざわざこんな露天風呂に入るのか? 家族がいるので勝手がいえないので、しかたありません。論理的、合理的人間と、所謂文系、情緒的非合理人間って相容れないのですね。

 ここは、離れ風でもあります。

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これは部屋。伊東温泉です。要らない露天風呂つきなので結構高い部屋でしたが満員で取るには早い予約が必要です。日本は豊かなんですねえ。

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ここはマンションの3LDK+Sと同じ広さ。能登の加賀屋。横浜なら一月の家賃は13万円くらいでしょうか。ここは2人一泊の値段です。道理で山のように中居さんがいて、部屋専属になるわけです。

 似たような話に「離れ」というのがあります。和室が2間、玄関やら、水回りやら、廊下やら。それって、小さめの一軒家じゃないですか。なら、自宅でバスクリンを入れたユニットバスに入っていればいいのではないかと思ってしまいます。大浴場と謳いながら10畳くらいしかない湯槽も他人に気を使うので・・・。

 

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信州松本。これは室内。玄関。正面は茶室のにじりぐちです。左へ曲がると普通の入り口。

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左へ曲がりました。奥がメイン。右が茶室といいますか、寝室。小さな宿なので、土産物店がありません。

 というわけで、一番好きなのは畳とベッドがある和洋室の部屋。寝る時間帯がことなっても寝室が二間あるので問題ありません。風呂は広目の温泉のユニットバス。大浴場は100坪くらいあること。ロビー・土産物売り場が充実していて非日常感があり自宅ではないと脳が納得できること。暖かいバリアフリーの廊下で部屋とつながっていること。

 これがなかなか無いのです。