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あさが終り、とと姉ちゃんに

 NHKの「あさが来た」は日本女子大大同生命などの起業に大きな力を尽くした女傑の実話を題材をとっていました。今日から始まった「とと姉ちゃん」も「暮らしの手帖」創業の女傑から題材をとっています。こういう実話は、並みの人間の想像力を越えた見ごたえがあります。「とと」はまだ分かりませんが、期待できます。実話だけに、tautologyになりますが、リアリティがあるからです

 一方、期待で一杯だった真田丸は最近見なくなりました。あまりのリアリティ、命を懸けた真剣味のなさに呆れてしまったからです。内容は実話でも大筋だけの話で、日常の動きは脚本家の創造ですが、これが演出と相俟って二流となると、あの戦国時代の生きるか死ぬかの時代、プラグマティズムの権化の時代に、そんな馬鹿なという行動ばかりが目立ちます。命を懸けた真剣味がまるでありません。敵の城・館から人質が逃げ出すというまさに命を掛けている時に、高が櫛を忘れたとかで取りに戻るなど、あの時代の人にはありえないでしょう。視聴者を女子高生においているのでしょうか。ポピュリズムがこんなところにまで侵入しているとは、情けない。