就学援助: 義務教育における児童、生徒の援助

 NHK首都圏ネットワークでは色々な貧困を特集しています。日に3回の食事さえまともに食べられない子供達の話は既に書きました。4月21日のトピックスは、掲記の話題でした。親には責任があるとはいえ、小学生、中学生の子供達には何の責任もありません。行政は可能な限り就学援助をしてやってもらいたいものです。義務教育と言えども、制服、給食費、修学旅行などは負担がかかります。クラブ活動もそうでしょう。

 18年間遊び惚け、企業が採用対象とするに薄い大学に無試験で入り、勉学に励むこともなく、結果として就職できなかった学生に、そもそも税金から奨学金を出していることに問題があるのに、更に給付型奨学金を創る財政的余裕があるのなら、このような子供達への支援をこそ行うべきでしょう。

 言うまでもなく、この子らは環境の悪さから上に記したような学生と同じ運命を辿るかも知れませんが、その年齢になれば自己責任です。環境の悪さを勉学しなかった理由にできないレベルに行政は支援してやってほしいものです野口英世の物語(実態は虚像のようですが)は今でも小学校で教えているでしょうか。

 

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