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消したのに消えていないデータ

スマホにしろパソコンにしろ、コンピューター系の機器では、通常、データを消す操作をして見えなくなってもデータは消えておらず復旧できます。データをどのように書き込み、どのように読み出すか、これを考えてみればすぐに分かります。本のようになっているのです。つまり、目次と本文です。目次の項目がファイル名やメールタイトル。それらの本文がどこに書いてあるかを示すページが一組になっていますね。削除すると、この目次項目が消されるだけで、本文は消されません。

 目次に無いものは無い同然です。しかし、この事をしっていれば本文の領域を詳しく見ていけば目次に無い本文部分が有ることが分かります。それで復旧できるのです。なぜ、こんなことをするのか。本文データを消すとはどういう事かを考えれば分かります。本なら白いインキで上塗りするでしょう。データでも、何か別のデータを上書きすることになります。普通0を書きます。1MBの写真なら、800万ビットの0を書き込むことになり時間がかかります。どのみち、消されたデータの本文領域は、新しいデータを書き込むときに上書きされるのでわざわざ0で上書きすることもないのです。この事からもうひとつの事実が分かります。上記の復旧は消して直ぐでないとできないことがあります。新しいデータを書き込むと、消したデータ部分が上書きされる可能性があるからです。