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EUから離脱してイギリスはどこへ行く

 スコットランドはUKに残留しましたが、UKはEUから離脱です。心情的にはDr.Yは離脱側です。移民が何百万人も居て、彼らの母国との経済力の差により、移民は何年かイギリスで働いて国に帰れば豪邸が建つのだそうです。5倍くらいの差があるようです。一方で、イギリスの労働者階級は移民が働くような安い給料では食べていけない。失業も増えます。その上、EUからシリアなどからの難民と称する人々を押し付けられるのはかなわない。これは良く分かります。

 そうは言え、一方で理性は、EUから離脱してしまえば、英国の経済全体が冷え込み、負のトリクルダウンで失業者が増える可能性があり、そんな危険は冒せないと囁きます。移民が居なくなって職場がイギリスのブルーカラーに戻るかといえば、そもそもそんな職場自体が消えてしまう可能性があるわけです。その可能性を受けて、世界中の株式市場、為替市場は大混乱しています。

 英国民の税金から移民に与えている社会保障費。これには英国民は怒るでしょう。英国政府はかなり狂っていますね。政治家としての責任でEUと交渉することもせず気楽な国民投票などをするキャメロンなどの頭の悪い人間をなぜ首相に戴いているのか理解できません。尤も、日本だってキャメロン=イギリスの鳩山=日本のキャメロンといわれるひとを首相に戴いていた時期があるのですから似たようなものですが。

 EUは急ぎすぎましたね。元々のEC9か国程度で安定してから、貧乏な親類である東欧、かつての共産国を徐々に入れるのならともかく、各国に大きな問題を抱えながら、どんどん範囲を広めてしまった。EU官僚の官僚たるゆえんでしょうか。自分の家庭を考えれば分かるでしょう。親子3代で裕福に暮らしている大家族の中に、無職でバイト収入しかない従兄弟や、オジ・オバ、ハトコまで受け入れて食べさせるなどが成り立つでしょうか。直系の孫のお乳さえ買えない。息子の学校の給食費が払えなくなった。それでも、貧乏な顔も知らなかった関係の薄い親類を受け入れるでしょうか。おかしな話です。離脱に入れた英国民は常識的な判断でしょうが、ただ、今となってはその影響が大きすぎ、自分の首を絞めてしまうかもしれません。馬鹿な指導者を持った報いと言えば言えます。