みかんジャムを作る

 みかんジャムです。マーマレードではありません。ミカンのような液体が固まるんだろうかと最初、半信半疑でした。固まりました。ブルーベリーと同じで多少滴れますが、立派にジャムです。

 

 まず、外皮をむきます。

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このまま煮込みます。

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 少しつぶしてジュースを出しておかないと焦げます。全体を手で直に揉んで潰してやりましょう。

 次に砂糖を入れます。普通の白砂糖。甘さは好みですが、砂糖は滅菌のためでもあるので少ないとカビが生えます。多いと甘くてカロリーが高くなります。Dr.Yは、ミカンと同じ重さにしました。この鍋で1Kg。他のサイトも参考にしてください。ミカンの重さの70%という手もあります。

 弱火です。このIHは12段階ですが、4までが弱火なので4で煮詰めます。強火にすると焦げます。しゃもじで焦げ付かないように掻き回し続けます。なんと、5時間以上。つきっきりです。

 焦げないように、掻きまわす必要もないようにと、湯煎にしてみたのですが、温度が低いからか、内皮が融けてくれません。弱火で根気よく7時間煮詰めました。すると、皮も白い筋も融けてトロミに変わります。皮にトロミの素のペクチンが入っているのでしょうか。

 どうしても少しは皮や白い筋が残るので箸で取り除いてやります。ほんの少しです。掻きまわしながら取り除けば良いでしょう。

 

 で、5時間~7時間後には、このようなジャム状になります。

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大匙で掬い、小皿に受け、冷やせば、粘度が分かります。好みの粘度で出来上がりとします。ただ、あまり長く煮詰めると、メイラード反応のように色が褐色になってきます。5時間くらいが良いかもしれません。今年は上の写真状態から更に煮詰めて7時間煮たので、色が悪くなってしまいました。