後付でドアを自動で閉める器具:ドアクローザ

玄関のドアなどには、上部にクローザーが付いています。室内や屋外は意外に付けませんね。後から簡単に付けることができる器具があります。「ドアクローザー」でググれば沢山出てきます。

 たとえば、このようなもの。

スプリングドアクローザー 5613型

スプリングドアクローザー 5613型 スガツネ(LAMP)

ーーモノタロウ

 

 取り付け方はここ。モノタロウのサイトです。

 輸入品で、説明書は付いていません。分かりにくい絵が描いてあるだけです。

 分かりにくい点を以下で説明します。

 ・右開き、左開きどちらにも取り付けられます。横向きのバーを上にするか、下にするかだけです。

 ・今の家庭用ドアの蝶番は軽く動くので、大抵は大丈夫だと思います。重い材料で作ってある場合、レビューを参考にしてください。

 ・バネの強さは二段階です。三段階と書いてあるのですが、ひとつは0.つまりoffですので無意味です。

 二段階の換え方は面倒です。下のモノタロウの図を見てください。

スプリングドアクローザー 5613型 スガツネ(LAMP)

 

左手の指でつまんでいるものが小さなピンです。そのように見えないのですが、太さは楊枝位2mmでしょうか。長さは1cm位のピンです。これを本体から引っ張って抜きます。と簡単に言いましても、多分指では抜けません。ペンチなどを使って、ほんの少し出ている頭を掴んで抜きます。さすがにmade in Spainです。日本風の繊細な配慮はありません。

 

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 抜いてしまって、中のバネが外れて壊れたらどうしようかと少し心配でしたが、それはありません。抜いた穴から中を除きながら、右手で図のように廻していくと、凹みが見えます。そこに先ほど抜いたピンをはめ込みます。3か所穴が開いていますが、一つはオフでバネが効きません。つまり何の役にも立たないただの金属棒になってしまいますので、二か所の穴の自分に合う強さの方の凹みに差し込みます。このピン、そのうち抜けて落ちてしまいそうなので、Dr.Yは完成したのち、ボンドで封をしました。予備が一本入っていますが、数年後、探そうとしても多分行方不明でしょう。

・ドアを押す横棒は折り込めて、本体に平行にできますので、使わないt時には、そのようにします。

・ドア側に附属の受け皿を付けます。でないと、ドアにひっかき傷がつく場合もあります。

・屋内用(白)と屋外用(黒)があり、型番が違いますので注文の時にはご注意を。屋外用は防水なのだと期待しています。まさか、色が違うだけということはないでしょう。

 なかなか良い具合で動いています。