塩素系漂白剤と酸素系漂白剤

 塩素系漂白剤は、前回にも出た次亜塩素酸ナトリウムです。一方、酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムです。

「過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で混在してできたものです。酸化力があるので漂白剤、除菌剤、消臭剤としてよく使われます。」

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ということです。

 塩素は強力ですが有毒です。恐ろしく臭いので発生するとすぐわかります。Dr.Yは中学生の頃化学の実験で作ったことがあります。濃い緑色の毒々しいガスです。

 使い方を誤らなければこんな便利で強力な漂白剤、殺菌剤はありません。何より安価です。しかし、酸素系漂白剤と混ぜると有毒な塩素が発生し吸って死ぬ事があります。

 

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 酸素系漂白剤は、オキシフルと思えばよいのではないでしょうか。酸化して漂白しますが、酸素ですから塩素のような毒性はないと言っていいのでしょう。ちょっと効果は弱いのですが安全性を重要視した時に使います。

 

 どちらも完璧ではないので用途によっても使い分けします。補間的です。上記のサイトを見てください。

 この両者を混ぜると有毒な塩素が発生しますのでよく「混ぜるな。危険」と書いてあります。