高断熱・高気密家屋の落とし穴

確かに断熱効果は感じられます。夏は窓から入ってきた光=熱が出ていかなくて滅茶苦茶暑いです。冷房をガンガン掛けなくてはなりません。逆に、冬はお陰で、暖房効果は大きくなります。

 

ところで、その冬の今、リビングでテレビをみていると一角が妙に寒いのです。かなり冷風が来ます。気密なのにどこからくるのだろう?高断熱と言っても完全断熱ではないので普通のエアコンでの暖房は無理です。(寒冷地仕様の、ヒーター援用のものなら大丈夫そうですが、まだ使った事がないので、そういうものがあるとだけ。)石油ファンヒータを焚いています。これがかなり上昇気流を起こしています。吹き抜けの天井扇がその力でクルクルまわっています。その風が天井で冷やされて壁に沿って降りてきているのかと思いましたが、そんなに冷える?高断熱なのに、という疑問。

 

で、調べた所、隣の応接室との間の引き戸の下から風がかなりの勢いで吹き込んでくるのです。高気密は、家と外の間のこと。部屋同士は高気密ではありません。応接室など普段暖房していません。冷え冷えとしています。思わぬ落とし穴でした。

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