少子化は問題か?

少子化が問題として騒がれています。でも、イギリスは日本の半分の人口。フランスだって、それよりちょっと多い程度。ドイツだって、日本の2/3程度。日本は大国ですよ。

 

 バチカン市国モナコリヒテンシュタインアンドラサンマリノ、マルタ、日本に馴染みのあるところでも、シンガポールブルネイ

いわゆるミニ国家だって平気でやっています。裕福な所も多い!

 

何がいけないのか?年齢分布が最悪と言うことです。まさに少「子」化が問題であって、少人口問題ではないのです。

人口ピラミッドは、その名の通り三角形にならないといけない。社会保障が三角形を前提に設計されているからです。

ja.m.wikipedia.org

 

このままでは、働いていない年金老人、どころか、健康寿命が低い現在、人生最後の10年間を全員がベッドで健康保険使いまくりの老人になって、その金を15歳から60歳までの人々が働いて稼いだ金をくすねてやりくりしようという社会保障制度は破綻するというのが解決の方法が見えない問題。

 

労働人口 = 年金人口

になったら、一人で老人一人の生活費を出すんですよ。掛け金として。無理でしょう。今、国民年金、サラリーマンなら基礎年金は月65000円です。5年位前は、7万円でした。この勢いで減っていけば、今の40歳が65歳になった時は、年金支給は80歳から、つまり死ぬ1年前から、月1万円となっても不思議ではありません。

 

年金を自分が働いた金の積立で賄う方式なら、この点に関しては少子化は問題ではないのです。今の若者の積立金を老人に回す方式が問題を起こしているのです。とは言え、インフレ時代にはこれしか手は無かった。

 

企業の年金の一部は確定拠出年金になって、自分で稼ぐようになりつつありますが、間に合わない。

 

姥捨て山を復活するより手はないかもしれません。

 

 

dr-yokohamaner.hatenablog.com