デフレは国を滅ぼす

 

デフレは国を滅ぼす

これまでの経済カテゴリーで何度も取り上げた課題です。Yahoo!から実に良くまとまった解説が出てきたので、ご紹介します。是非、Yahoo!に飛んで全文をお読みください。


「デフレで得したのは年金受給者だけ」アベノミクスを実行した元日銀副総裁の指摘
5/30(木) 6:02配信


※本稿は岩田規久男著『なぜデフレを放置してはいけないか 人手不足経済で甦るアベノミクス』(PHP新書)より一部抜粋・編集したものです。

 

普通の人に「物価が下がり続けるデフレは、困ったことだと思いますか」と聞けば、「物価が下がるのはありがたい。いま、日銀は物価を上げようとしているらしいが、そのほうが困ったことだ」と答えるでしょう。

 

デフレの脅威に鈍感な日本人。なぜ物価が下がると困るのか

デフレ下ではリストラ、失業の怖れや、賃金が低く、かつ雇用の安定しない非正規社員にしかなれない、新規学卒の就職難といった、働く立場から見れば悪いことばかりです。

 

したがって、消費者の立場から見て「物価が下がって、家計が助かる」とのんきなことをいっている場合ではないのです。

 

日本では、デフレが、名目と実質の成長率の低下、不良債権の増加、失業者と非正規社員の増加、就職氷河期と呼ばれるような新卒の就職難、出生率の低下、生活難を原因とする自殺者の増加など、私たちの生活に対してさまざまな負の影響をもたらす元凶である、と認識している人はきわめて少数です。


新聞等のメディアも同様で、「金融緩和政策により、国民は巨額の利息収入の減少という負担を強いられた」などと、多少とも経済の原理がわかっていれば恥ずかしくていえないようなことを声高に述べて、日銀のQQEを批判することに明け暮れています。

岩田規久男(元日銀副総裁)

ーー https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190530-00010000-voice-pol&p=1


この文章の中で出てくる日銀総裁は、現黒田総裁はではありません。その前任者たち。速水優日銀総裁などはアホかと思うくらい金融経済が分かっていない人でした。