NHKの試してガッテン からです。
良く知られているように、筋肉は使わないと痩せていきます。足の骨を折って2ヶ月もギブスをはめると物凄く細くなります。
ところが、大豆を食べるだけで筋肉がつくのだそうです。スペースラブの宇宙飛行士が無重力のために筋肉が痩せ地球に帰還した時に立つことさえできなくなる事を防ぐ研究から生まれたとのこと。
一日に20gの煎り大豆相当の大豆製品を摂ると8gの大豆タンパク質が摂れます。それで十分とのこと。
2週間の実験で7割の人が筋肉upしたとのこと。3割の人には効果がなかったとのことです。
納豆1パック、豆乳コップ1杯、稲荷寿司2個、揚げ出し豆腐、キツネうどん、湯葉なども大豆が含まれていますので有効です。
毎朝、これ1パック。
筋肉では普段IRS-1というタンパク質が切れた繊維を修復しています。この時、少し太くなります。スクワットで筋肉が太くなるのはこのためです。
筋肉は使わないと、ユビキチンリガーゼという酵素が、IRS-1の作用を阻害するようになり、筋肉繊維が再生されず、細くなっていきます。ところが、大豆タンパク質は、IRS-1の構造とそっくりの為、IRS-1の身代わりになり、IRS-1が阻害されないということです。