「新型コロナウイルス感染症の空気感染はありうる」と→ 以前から言われているエアロゾル感染?


「 これまでコロナウイルスの感染経路は主に接触感染と飛沫感染の2つが挙げられており、空気感染は考えにくいとされてきた。

 厚生労働省のホームページでも、「国内の感染状況を見ても、空気感染は起きていないと考えられる」と記されている。

 ただ、閉鎖空間や近距離といった環境下であれば、「感染を拡大させるリスクがある」としてきた。

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 「空気中と物質上でのウイルスは安定しており、ウイルスの感染が直接起こりうる。またウイルス保菌者から他者に感染してからもウイルス粒子は生き続ける」

 これまでも接触感染と飛沫感染以外に、空気の流れが淀みがちな閉鎖性の高い空間での空気感染が指摘されてきた。

 この見出しは、本文を読むと、誇張ですね

headlines.yahoo.co.jp

 

 誇張ではありますが、本文はあながち間違いではないと思います。医療関係者が何かの思惑で、言わないだけの事かも知れません。空気感染しないという口で、換気せよと言うのは、矛盾に感じます。恐らく、この記事の言うように「空気の流れが淀みがちな閉鎖性の高い空間での空気感染が指摘されてきた」は、事実なのでしょう。「空気」は保留しておきますが。

 

ただ医学用語としての「空気感染」は、我々が普通に使っている意味での空気感染とは定義が違うのかも知れません。このためか、中国の研究者は早い時期に「エアロゾル感染」と言っています。定義がどうであれ、非接触で空間を飛んで感染するのなら、我々、医学者でない者の言葉の使用では空気感染です。空気感染は定義が云々というのなら空間感染でも非接触感染でも良い。

 

学会じゃないんですからね、ガンガン人が死んでいる時に言葉の遊びをやっている医療関係者は猛省してもらいたいものです。