医療崩壊の現実:岡江久美子さんの死に接して

平時なら救急車が来て入院です。それが布団の中で、為すすべも無く発病から1週間かそこらで孤独死です

 TBS

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世田谷区の人口:

93.91万
2020年1月1日

 

電話回線倍増と言うと聞こえが良いが、3回線だったのを6回線にしただけ。人口94万人の大都市なのにです。回線だけの問題ではなく、知識のいるコンサルタントがいないのでしょう。

 

この規模の都市は:

仙台市の人口 1,087,723人 令和2年4月1日現在

千葉市の人口 980,824人  令和2年4月1日現在

 

もし、こんな大都市で電話3台で相談に応じていたら!!繋がるわけありません。

 

 

因みに、よく知られた中堅の市(福岡は大都市なので、おまけ):世田谷区が如何に大きな都市か良く分かります。

金沢市  46.57万 (2015年)
富山市  41.87万 (2015年)
宇都宮市 51.86万 (2015年)

倉敷市  47.71万 (2015年)
岡山市  71.95万 (2015年)
浜松市  79.8 万 (2015年)

熊本市  74.08万 (2015年)
福岡市  153.9万 (2015年)
鹿児島市 59.98万 (2015年)

高知市  33.72万 (2015年)
松山市  51.49万 (2015年)

秋田市  31.58万 (2015年)
山形市  25.38万 (2015年)
青森市  28.76万 (2015年)

鳥取市  19.37万 (2015年)
松江市  20.62万 (2015年)
米子市  14.93万 (2015年)

 

 岡江久美子さんも、医療崩壊していなければ、死なずに済んだかもしれません。

 

頑迷固陋な3流官庁、厚労省の犯罪と言っても過言ではない


コロナで急逝「岡江久美子さん」 選択肢を奪った厚労省の“壁”
5/8(金) 15:35配信 デイリー新潮


・・・岡江さんは発熱してからPCR検査を受けず、自宅待機を余儀なくされました」(同)

最初に診察した医師は、受診の目安である“37・5度以上の熱が4日以上”という厚労省の当初の指針に従ったのだろうが、政府はケースによって“4日を待たず”と4月22日に軌道修正している。自宅で亡くなる感染者も続出する中、指針の誤りをこれらの事実が物語ってはいまいか。

さらに、石田は入院当初からアビガンを投与され、症状が改善したといわれる一方、岡江の場合は投与されたのか公になっていない。

所属事務所に聞くと、

「治療は病院にお任せしているので、(アビガン投与は)把握していません」

さる感染症専門医は、

「アビガンは軽症者に投与すると効果があるとされています。岡江さんは入院した段階で症状が一気に進んだために投与しなかった可能性は考えられます」

遅れる入院とアビガン投与。厚労省の“壁”がなければ、と思わずにはいられない。」


ーー 2020年5月7・14日号 掲載 新潮社

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200508-00626076-shincho-ent

 

 

 フジテレビ

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 テレ朝

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8日 フジテレビ 自宅療養って、医師の監視もなく、急変する新型コロナウィルスでは、野垂れ死にの元。

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