ワンコの爪切りと、肛門腺絞り

超小型犬のトイプードルです。体重5kg。

 

爪切り

 

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百均で買ったLEDが必要です。

ワンコの爪は、伸びてくるとそれに連れて爪の中央に血管と神経が伸びてきます。切るのは、血管の前までです。毛細血管なのに深爪して切ってしまうと血がダラダラと大量にでます。要注意。神経も切ってしまっているのでしょうね。痛がります。

 

 出血してしまったら、小麦粉を捏ねて爪に詰めます。

 適切な短さに切り続ければ、血管、神経は後退していくそうです。

 

さて、細いLEDで爪の反対側から照らすと赤い血管が透けて見えます。その位置を覚えておいて、爪を切ります。ラクガンのように爪の中がボロボロと崩れたら、血管に近いのでやめます。1mmか2mm位づつ切っていきます。

 

爪には白いもの、黒いものがあって、黒い爪は血管がわかりにくいので、LEDで全然、見えない場合、少しづつボロボロを目印として切ります。

 

肛門腺絞り

 

獣医さんが言いました。素人がやると肛門をツネっているだけになって、ワンコが痛がりますよ。

 

親指と人差し指の間にテッシュペーパを3枚くらい二つ折りにして持ち、そのまま肛門の下にV字に開いてあてます。尻尾を持ち上げるとやりやすいのですが、Dr.Y宅のトイプードルは嫌がりますので尻尾は下げたままです。

V字型に開いた指で両端から肛門を摘むと、指の下にV字型の骨を感じます。その骨と肛門の間に指を置きます。指を優しくゆっくり奥から上向きに進めるとB玉のようなシコリを感じます。優しくゆっくり揉みほぐしながら絞っていくと肛門から鮮やかな黄色の液が出てテッシュに吸収されていきます。決して激しく絞らないように!!!

 

B玉のようなシコリが無ければ液が溜まっていないのでしょう。臭い液なので手に付かないよう。 

 

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 は、痒がる事があれば見てやります。赤く充血していたらマラセチアという酵母菌にやられていますので獣医さんに消毒殺菌してもらいます。