ワクチンの有効性。https://t.co/OxAL9vuWeT
— dr-yokohamaner (@DrYokohamaner) 2021年1月18日
ここが解り易い。以下加筆すると、
ワクチンを射った人の発症率a 例0.5%
射たなかった人の発症率b 例10%
この発症者率を比較:a/b 例 5/100
で、有効率:1-a/b 例 95/100
上の場合、
ワクチンを射ったことで発症のリスクを 95%減らせた。
要するに、ワクチンを射たなくてもかからない人が居るので、その人までワクチンの効果でかからなかったと言うわけにはいかない、というわけです。
で、ワクチンを射たずにかかった割合を求め、それを基準にするわけです。基準とは、1。1って100%ですね。
a/b は、ワクチンを射ったのにかかってしまった割合です。言ってみれば、非有効性(こんな用語があるかどうか知りませんが、あると分かりやすい)。割合だから、1 - a/bが有効率。
中国ワクチンの有効性50%というのは、射っても、射たずにかかった人の半数=50%の人はかかるということ。
つまり、ワクチンを射たない被験者10000人いるとします。その内3000人がコロナにかかったとします。3000人が1です。被験者の人数なんて有効性などには入って来ないんですね。
で、別にワクチンを射った被験者10000人がコロナにかかった数をみます。60人なら、非有効性は、60/3000 = 1/50 = 2% なので、
有効性は100-2 = 98%ということ。
米国のワクチンの97%というのは、射っても、射たずにかかった人の3%はかかるということ。
有効性98%って、無作為に選んだ100人の内、2人はかかるということではない。普通はもっと遥かに、少ない!そもそも、かからない人も居るのだから。上の例では、0.6%になる。それを有効性とは言わないというだけの事。