訪問詐欺、オレオレ詐欺、振り込め詐欺 騙しの手口

 今朝、おかしな訪問販売詐欺師が来ました。こんな手口です:

ピンポーン。インタフォンがなりました。画面にはいかにも善良そうな笑顔を浮かべた中年男。ポロシャツ。

「はい」

クラウンです。今、ご近所でお話をさせていただいています。

 いかにも、「クラウン」が何だか知ってて当たり前でしょと言わんばかりの言いぐさ。

これが、この連中の手なんですね。これだけで胡散臭い詐欺師だとわかります

ところが、人の良い人間だと、有名な所かな?私が知らないだけかな?聴かなきゃ悪いかな?なんて心理になるのでしょうね。

「ご近所」にも世の主婦は弱いので、「ご近所さまが聴いているのに私だけが聴かないとまずいかな」という心理が働きます。

 

DR.の内心{クラウン?トヨタ自動車じゃあるましし、そんなもの知る訳ないでしょ。まっとうな所なら、xx販売のクラウンです、なりきちんとした名乗りをするでしょう。詐欺師め。「ご近所」などは何の効果もないよ}

「結構です」

え、セールスとかじゃないです。エコについてお話をさせていただきたいだけです

 これも手ですね。「セールスじゃない」で玄関を開けてしまう善良な人も多いのでしょう。詐欺師や泥棒が「私は詐欺師です。泥棒です」なんて言うわけありません。

酔っ払いが、自分は酔っていないというのと同じです。

 更に「エコ」という世の為人の為のような殺し文句を吐きます。これも善良な人にとっては、殺し文句なのです。悪い人じゃなさそうだと思って玄関を開けてしまうのでしょう。

 この詐欺師、詐欺師でないとしたら、そんな話をして何をするというんでしょうね。彼にとって無駄な時間です。そんな事をしているくらいなら、飲み屋で皿洗いでもしてアルバイトしていた方が生活費が稼げるでしょう。最後に、何かをセールスするに決まっています。こうなると玄関をあけてしまった善良な人は弱く、結局はろくでもないものをつかまされるでしょう。

「結構です」でインタフォンを切りました。門を開けて出ていく音。インタフォンのTV監視機能で玄関を見ていました。ここまで確認です。

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