森と泉に囲まれて

 ブルーコメッツだったか、懐かしい歌を聴きました。

  森と泉に囲まれて 静かに眠る

  ブルー ブルーシャトー♪

 森も泉もロマンティクで憧れますね。だからこの歌がメロディの美しさとともに大ヒットしたのでしょう。

 しかし、「森と泉に囲まれて」の実態は、「虫と湿気に囲まれて」なのです。この虫=カマドウマがなぜか秋の今時大発生して悩みの種になっています。家の中は潜水艦のように気密・水密になっていないとどこからともなく部屋に入ってきてピョンピョンと飛んでいます。

 泉はないのですが、森の吐き出す湿気で湿度は80%。イメージと実態は違います。それで全館燻煙しました。アースレッド 「一撃必殺 虫コロリ」を10個使い、地下室、床下まで一斉に燻煙。「今、そこにいる」虫には効きましたが、以後、虫が部屋にいなくなったということを効いたと定義すれば、全然効いていません。いくらでも、森から新手が供給されるからです。「中国ジョーク集」だったかにあるジョークのようです。中ソ国境で争いが勃発。中国軍が100万の大軍をソ連に送った。ソ連は大戦車隊で迎撃、中国軍を全滅させた。中国は更に100万の大軍を送った。ソ連は再び戦車隊で撃滅。中国はまた・・・何度か繰り返したのち、ソ連の書記長が中国に向かって言った。「どうだ。まいったか」。中国総書記は言い返した「そっちこそまいったか。まだまだいくらでも送ってやるぞ」

 次の一手は、継続的に効く殺虫剤を試すことにしました。

 バポナ 殺虫プレート です。これで、3か月くらいは効くということです。地下室と床下に吊るします。

 ところで、こんなに大殺生をしていいものか?虫にだって命があるのに。などという考えがふと頭を過りました。「生命」とは何かを次に考えてみます。