自宅を留守にした時などに、動くものを検知してスマホかタブレットに知らせてくれ、かつ現場の様子を見ることができ、その画像をカメラにもスマホにも保存できる(保存用マイクロSDは別売)カメラです。
ASCII.jp:約8000円で買えるお手軽遠隔カメラ「スマカメ」を衝動買い! (3/4)|T教授の「戦略的衝動買い」
CS-QR10 と CS-QR20 があり、20の方は赤外線暗視機能がついています。
これは便利です。家に常時接続のインターネット環境さえあれば(今時は普通あるでしょう)、どこからでも自宅を監視できます。
スマホやタブレットには下記で、appleやgoogleのストアからアプリをインストールします。
よく、畑の作物を盗む輩がいますが、これで自宅から監視し画像をキャプチャしていれば犯人を特定できる可能性があります。100Vとインターネット環境が要りますが、次のようにすれば、その問題も解決します。万が一、カメラがみつかり壊されても既に犯人の画像はスマホに取り込み済みです。
スマカメをモバイルルーター&モバイルバッテリーで屋外運用するコツ|プラネックス
ところで、Dr.Yは自宅の部屋につけてあるのですが、果たして他人に盗み見されないかと心配ではあります。どんな仕組みになっているのかが書いてないからセキュリティの強度も分かりません。調査中ですが、多分、こんなことではないかと思われます。
カメラはプライベートIPアドレス使用でインターネットでは使えません。それで、家庭のルータに接続するのですが、DHCP機能で、ルータによってプライベートIPアドレスが割り振られるのでしょう。そして、ルータのNAPT機能(IPマスカレード)によって、カメラ側からはインターネットにアクセスできます。インターネット側からはカメラの存在は見えない(プライベートIPアドレスなので)ので、アクセスできません。これで、ひとまず、盗み見はされません。ひとます、です。
それでは、なぜ、スマホやAndroid端末からスマカメの映像が見えるのか?どこかに、中継サーバがあるのではないかと思います。どこかとは、スマカメアプリを独占的に扱っている、アップルとGoogleですね。Planetにその力はないでしょうから。
スマカメは、その中継サーバにカメラ画像を送っているのでしょう。多分。で、スマホやAndroid端末にインストールされたアプリは、その中継サーバにアクセスして画像を取得し、端末に表示しているのではないかと思われます。
ここで、上記、「ひとまず」以外の脆弱性が危惧されます。このサーバのセキュリティがショボイものであれば、他から見られてしまう可能性は十分あります。このカメラがGPSなどを積んでいて、その情報もサーバに送っていたらアウトですね。この家は留守だからどうぞ盗みに入ってくださいと言っているようなものです。そうでないことを祈るしかありません。