日産会長ゴーン 逮捕

 

日本経済新聞 2018年11月19日(月)
ゴーン日産会長を逮捕へ 金商法違反の疑い
東京地検特捜部

・・・関係者によると、自宅の購入代金などを同社側に全額負担させる一方、報酬として計上していない疑いがあるとして地検特捜部に日産の関係者が相談していた。同社側が負担した金額は数十億円に上るとみられる。こうした不正には日産の代表取締役のグレッグ・ケリー氏も関与していたという。

3社の有価証券報告書などによると、ゴーン氏は2017年度、日産から7億3500万円、三菱自から2億2700万円、ルノーから740万ユーロ(約9億5千万円)の役員報酬を受けている。

日産は19日、内部通報を受け、数カ月間にわたって内部調査を進めていたことを明らかにした。開示されるゴーン氏の報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも少ない金額を有価証券報告書に記載していたことが判明したという。

ゴーン氏については日産の資金を私的に支出するなどの複数の重大な不正行為が認められ、ケリー氏がそれらに深く関与していることも分かったとしている。

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警視庁ではなく、あの検察のエリート、どんな政治家でも震え上がる東京地検特捜部が直接動いたと言うことは、もうガチガチに証拠固めが済んでいるということです。

以前、こう書きました:

 

http://dr-yokohamaner.hatenablog.com/entry/2015/01/09/143104

「日本のシガラミに包み取られない外人のゴーン氏をもらったのだとか。確かに、それ以来、工場閉鎖が起きました。しかし、果たして「技術の日産」に技術は継承されているのでしょうか?その上、数十億円という日本のまともな企業の社長ではありえない年収を彼に払っています。Dr.は彼の遊興費など払いたくないし、技術に信頼を持てないので、それ以来、80点主義で嫌いだったトヨタに乗り換えています。」

 因みに直近の年俸は:

三菱自工 1億4100 万円
ホンダ  1 5500
スズキ  2 2000
トヨタ  3 8000

 

ゴーンに頭や企画、プランですね、それがあったわけでなく、既に出来ていた。金に汚ければ、できたこと。正体が暴かれただけ。工場閉鎖=城下町もろとも滅びます。当然、大リストラ。シナリオはできていたが、工場がある町の首長に、それでは町が滅びる。税金もなくなるし、工場周辺の商店街も滅びる。リストラされた社員は引っ越してしまう。デトロイトがどうなったか、だから閉鎖だけはやめて欲しいと陳情されては日本人の社長にはできない。血も涙もない非情の欧米人だからできたこと。それだけが実績。

 

日産の改革案は辻社長の下、塙氏が作り、しかし辻社長は実行できず、作成した塙氏に託したもののやはり余りの痛みを伴う改革に躊躇。ルノーに泣きついた結果、ゴーンが来たということでしょう。国内5工場の閉鎖、2万人のリストラ、下請け部品価格の値切り倒し。。。

 

13代 辻 義文(つじ よしふみ) 1992年6月 - 1996年6月 2007年2月11日死去
14代 塙 義一(はなわ よしかず) 1996年6月 - 2000年6月 元同社相談役名誉会長 2015年12月18日死

ーーwiki

 

出鱈目で名の高いラテンアメリカ、ブラジル流の不正、横領、賄賂、私物化経営が日本では通用しなかったというだけのこと。近年のルノーの利益の半分は日産の利益をまわしたものとか。

 

例によって、マスゴミは、阿呆な官僚崩れの口を借りて西川(さいかわ)社長が知らないはずがない、何を評論家のような口を利いているとか言わせています。本当に能無しの集団ですね、マスゴミ、大量塵芥。組織内部にいて、口先だけで最高権力者に盾ついたって何にもなりません。叩き潰され左遷されて終わりです。西川社長は周到に準備して、この日のクーデターを成功に導き、日産をフランスルノーの完全子会社にしようと企むゴーンを屠ったということです。