水はきちんと飲まないと老化あるいは死期を早める

人間の体は37兆個の独立して生きている細胞の集合体です。個々の細胞が機能をそれぞれ担当して一個の体全体が生きているのです。この事を想えば、じゃあ、その個々の細胞はどうやって生きているのか?という疑問が起きます。

 

そうです。細胞は水分にどっぷりと浸かりそこから酸素や栄養を得て、かつ、そこに老廃物を排泄しているのです。体液には各種ありますが、最重要なものは血液。これが上水道と下水道の両方の役割をしています。細胞が排泄した老廃物は尿として水分とともに排出されますので、体の中の水分はどんどん減っていきます。尿も濃くなると、腎臓に負担をかけます。薄いほうが良いのだそうです。

 

腎臓って超簡単に言えばコシキです。フィルターですね。餡を裏ごしするとき金網にギョウギュウと擦り付けて濾しますが力を入れすぎてーー腎臓の場合、血圧が高過ぎてーー網が破れたらアウトですね。透析です。

腎臓に負担を掛け過ぎると、怖いことになります。最後は壊れて、透析になります。週3日、ほぼ1日を潰してベッドで透析処置を受けねばなりません。先々週だったか、NHKが特集していました。透析=終末のような扱いで、違和感を感じたと透析している友人は言っていますが、透析が極めて大変なことは、幾ら強調してもし過ぎることはないでしょう。

 

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Dr.Y家では、一人当たり1日、飲料として2〜3リットルを飲んでいます。体の中を水分が巡り細胞を栄養し、かつ、洗浄しているイメージを思い描きながら。特に、風呂に入る前、入った後、寝る前、起きた時、汗を流した時、必ず水分補給しています。

 

血は栄養を水運で体中の細胞に供給しているわけで、泥でドロドロになった運河ではうまく運べないのは明らかです。血管という運河と言いますか、土管が詰まれば脳梗塞心筋梗塞になります。心筋梗塞で瞬時に死ねば本人は楽でしょうが、若い父親の場合、家族が路頭に迷うかも知れません。脳梗塞で半身不随で車椅子生活になったり、喋る事が出来なくなれば、家族に大きな負担をかけます。

 

水分補給は非常に重要なのです。人は、食べなくても体中に蓄えられた脂肪などで一月程度は生きていられますが、水分は、蓄えて置けないばかりかドンドン排泄されるので、補給しなければ、1週間ももたず、死に至ります。ここが、食物とは全く異なる点です。

 

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