寒くて(23℃以下)、湿度が低い(50%以下)からということのようです。
この条件はインフルエンザウィルスが存在する絶好の条件であると同時に人間の免疫力が落ちる条件でもあるのだそうです。
なぜ、ウィルス構成物質が水蒸気密度が高いと分解されるのか?これはまだ、謎のままです。ヒントになるかどうか。
「公衆衛生
気温と体温は直接には関係しない訳でもなく、寒いところにいれば当然体温も落ちてきます。なんでも、平熱より1℃下がれば30%免疫力が落ち、1℃上がれば5倍も免疫力が上がるらしいのです。この「らしい」に、十分な論文がないという理由で、鵜呑みにするなという馬鹿な事を言う二流の評論家や医師がいますが論文になっていないと言う理由で長い経験を無にしてはいけません。客観的経験に裏打ちされた知識と、エセ科学という新興宗教もどきと混同してはいけません。まあ、30%とか5倍などの数値は多数の患者で実証しなければならず、それは難しいことですが、体温を落とすなという定性的な知識までは否定できません。そこを間違えてはいけませんね。。。
次亜塩素酸HCLOが見えています。↓
「
図1.好中球が細菌を退治する仕組み
好中球は細菌を見つけると、自分の中に取り込む。取り込まれた細菌は、好中球がつくり出した活性酸素によって殺菌される。水素イオンチャネルは水素イオンを細胞の外に運び、活性酸素の生成を促す。
「温度があがると、タンパク質のペアが離れ、たくさんの水素イオンが流れます。つまり、活性酸素をたくさんつくれるということです。一方、温度がさがると、再び元通り2本のらせんが絡み合い、ペアとなって水素イオンの流れる量が少なくなったのです」と藤原さんが続けます。
「実は、2本のらせんがほどき始める温度は体温と同じ37°Cでした。さらに、完全にほどけるのが、約40°Cでした。そのデータが出たとき、体温と関係しているのではないかと気がついたんです」と藤原さん。
こうして、水素イオンチャネルの生体でのはたらきが浮かびあがってきました。細菌に感染して発熱すると、好中球では水素イオンチャネルタンパク質のペアが離れ、水素イオンが大量に流れます。すると活性酸素がたくさん生成して、細菌を殺します(表紙)。でも、活性酸素は細胞自身にとっても毒性が強いので、ふだんはタンパク質がペアになり、水素イオンの流れを抑えて、活性酸素ができないようにしています。「水素イオンチャネルは細胞の中の温度計のようですね。ペアでいることは、自身の細胞を活性酸素から守る意味があるのだと思います」と藤原さんは話します。
」下記サイトから引用 "SPring-8 News"の2013年
体温がが上がると免役が上がるメカニズムですね。
先日、NHKを観ていたら、新説。
日照が落ちる→ 皮膚でビタミンDの産生が落ちる→免疫が落ちる
というもの。要するに、免疫が落ちるから!それだったら寒さの方が落ちるよ! おまけに、ビタミンDは過剰症があるから、素人が錠剤で飲むなんて危ないんです。
「 ビタミンDも、脂溶性ビタミンのため過剰摂取による健康障害が知られています。ビタミンDをとりすぎると、高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心筋、肺などに多量のカルシウムが沈着します。そのため腎機能障害や食欲不振、嘔吐、神経の興奮性の亢進などの症状が現れます。」
カルシウムの沈着って怖いですよ。沈着したカルシウムって、取り除けないですから。電気ポットに沈着した水垢ーー主としてカルシウムーーって酸を掛けてやらないと落ちません。それも塩酸のような劇薬。家庭では危険なので果実由来のクエン酸のような弱酸を使いますがなかなか綺麗に落ちません。
Dr.Yは免疫活性化にはクラシエの葛根湯を使っています。ワザワザ、クラシエと書いているのは価格がリーズナブルだから。漢方薬は目を剥く値が付いているものもありますからね。
葛根湯って、主剤は葛根。葛の根。デンプンじゃないですか。そんなものが効くの?という偏見があってウッチャッテおいたのですが20ン年前これを試して以来、ひいたことがありません。何年も11月と3月の、年に2回、風邪/インフルエンザの苦しみに悩まされていてあらゆる可能性を試した後、辿り着いた結論でした。
葛根湯には麻黄とか甘草などの副作用をもつ成分が入っています。注意書を良く読み、禁忌の病気をもつ人や高齢者は注意する必要があります。
麻黄はエフェドラ。葛根湯には麻黄が入っているので、当然、エフェドリンが入っています。
「
使用上の注意
慎重投与
」
ところで、麻黄湯もタミフル様効果があるんだそうです。麻黄って、エフェドリンが入っていて呼吸が苦しい喘息のような症状用だと思いこんでいたのですが、インフルエンザに効くとか。そもそも、葛根湯で引かないーー治るんじゃなく、ひかないんです。ひいてしまったら葛根湯では直りません。ゾクッときたら即、飲むのですーーので、麻黄湯を試す余地があるかどうか。。。そのうち試してみます。
「インフルエンザの治療に麻黄湯は効能・効果が認められており、汎用されることが予想されます。麻黄湯の主薬である麻黄にはエフェドリン類が含まれており、交感神経刺激作用がありますので、その薬理作用を十分に承知の上、証に随って適性に使用して下さい。高血圧、虚血性心疾患、緑内障、前立腺肥大症を有する患者には特に注意が必要です。
・・・
麻黄湯は平素から体力があり、発熱しても汗が出ない患者さんが適応となる方剤です。虚弱な患者さんや長期の不必要な連用では脱汗(過度の発汗によるショック状態)を来す危険性があります。」
「麻黄湯はインフルエンザの増殖抑制ではなく、インフルエンザに対抗する人の免疫機能を促進してサイトカインなどを適性化する役目があります。最近の研究でも図に示すようにタミフルやリレンザと同様の効果が認められています。」
上記、日本東洋医学のホームページを見ていたら、こんな記事がありました。
「■2019年1月9日 毎日放送「林先生が驚く初耳学」の放送内容に申し入れをいたしました
2018 年 11 月25 日に、JNN系列で全国放送された「林先生が驚く初耳学」におきまして、『葛根湯の事実 ひきはじめは治らない』と題した内容の放送がされました。 本学会ではこの番組の放送内容が漢方薬・葛根湯の効果について公平さを欠く表題であったと考えており、葛根湯を服用されている患者様、処方されている医療関係者の皆様に大きな混乱、不安、誤解を招きかねないものと危惧しております。・・・」
まあまあ世間的には高い学歴で下劣番組しか作れないテレビ会社に利用されている人々は知りもしない事をスタッフに言われるままに知ったかぶりして話してしまう。大衆はこの人々の頭の程度が凄いものと思っているので信じてしまう。高が文系じゃないですか。物の理も、数理論理も何にも知らない。大したものではない。金欲しさに何でもする。以前も、経済で似たような事を書きましたが困ったものです。
葛根湯は風邪の引き始めに効くのですよ!
結 論
ウイルス側の事情
・冬は湿度が30%台になり、ウイルスの生存率が飛躍的に高くなる。
「ウイルスは、寄生している生物の細胞の中でしか生きることも増殖することもできませんが、生体外でも一定期間は生存できます。凸凹の少ない表面では24〜48時間、衣類や紙のように凸凹の多い表面では8〜12時間生存しています。空気中だと2〜8時間ですが、乾燥していれば24時間以上生存します。そのため汚染された環境や飛沫核が感染源になる可能性もあります。ウイルスの生存率が最も高いのは、湿度20%、温度10〜20℃の状態で、これはインフルエンザが流行する季節の屋内外の条件と一致しています。湿度50%以上、温度22度℃の状態に4時間以上保った場合、インフルエンザウイルスの生存率は2〜4%で、ほぼ死滅します。湿度50%以上、気温30℃の高温多湿な環境下では、インフルエンザウイルスはほとんど生存できません。だから加湿がとても重要なのです。
」
→ 電気ヒータによる加熱型加湿器
暖房は石油ファンヒーターや石油ストーブ
人間側の事情
・気温が低く、日照量も低くなり、免疫力が劇的に落ちる。
→ 体を冷やさない工夫
室内暖房、高断熱工法、天窓
使い捨てカイロ、マスクなど
・朝、起きると風邪を引いていた、って良くあります。寝ると、免疫機構も寝るから体が無防備になりウイルスに侵入されるかららしい。そもそも、寝るためには深部体温が落ちる必要があり、体温が落ちると免疫機能も落ちると言うことは周知の事実です。
「
睡眠自体が体温を低下させていると考えられます。このグラフのように、まったく眠らないでいても夜は体温が少しは下がりますが、眠ったほうがさらに体温は低くなります。
」
このサイトを見ると1℃くらい下がります。免疫力は30%くらい落ちるようです。
→ 寝室にウイルスが居ないことが重要
湿度50%以上、温度23℃を保持、二酸化塩素剤を枕元においています。
2020年現在は、クレベリンは使っていません。 オゾン発生器。
大幸薬品 クレベリン 置き型
但し、風邪ウィルス、インフルエンザウィルス、風邪の一種新型コロナウィルスは、空気感染しないのでそれら用には無駄です。
ただ、この説も捨てがたく、浮遊ウィルスを排除するため。
「ウイルスは・・・空気中だと2〜8時間ですが、乾燥していれば24時間以上生存します。・・・ウイルスの生存率が最も高いのは、湿度20%、温度10〜20℃の状態で、これはインフルエンザが流行する季節の屋内外の条件と一致しています。湿度50%以上、温度22度℃の状態に4時間以上保った場合、インフルエンザウイルスの生存率は2〜4%で、ほぼ死滅します。湿度50%以上、気温30℃の高温多湿な環境下では、インフルエンザウイルスはほとんど生存できません。だから加湿がとても重要なのです。厚労省では、加湿器で湿度を50〜60%に保つことを推奨しています。」
https://keyaki-clinic.com/2018/01/post_402.html
強力に空間除菌・ウイルスを行うには、20ppmの次亜塩素酸水ーー次亜塩素酸ナトリウムではありませんよ。間違ってハイターやブリーチなどの漂白剤を使わない事ーーを超音波加湿器か、気化式の熱を使わない方式の加湿器に入れることです。但し、超音波式はカルシウムが飛ぶ事を忘れずに。
補遺
水分が不足すると、鼻から入ったウィルスが線毛の動きで鼻から胃に送られる速度が遅くなり、その結果、細胞内に侵入されるのでひきやすくなるという説もあるそうです。水分を摂りましょう。
以下、テレ朝から
通常は鼻にウィルスが侵入しても、すぐに喉から胃に落ち、塩酸で分解されます。
冬は湿度が低いのでーーここでも湿度が原因ーー↓
水分不足で
ウィルスを鼻から排除できず
朝、起きると風邪を引いている一つの原因。
気化式か、加熱式加湿器を使って湿度50%以上を確保しています。また、枕元にコップ一杯の水を置いて目が覚めた時には飲んでいます。
#インフルエンザ #風邪 #葛根湯 #麻黄湯