買ってはいけない:便乗値上げの次亜塩素酸水

Yahoo!ニュース(インチキと思ったのか、既に削除)にこんな記事。

「新型コロナ対応、殺菌力がアルコールの約150倍。微酸性電解水ーーINFINITY」

 

ところで、この「微酸性電解水」なるものの正体を調べると、

www.infinity-zero.jp

「ZERO MAKER(微酸性電解水)とは?
定義 希塩酸を無隔膜電気分解することにより生成される電解水のうち、有効塩素濃度が10~80mg/kg (ppm)かつpH5.0~6.5のもの。2002年官報第3378号にて食品添加物認定。
出展:厚生労働省医薬局食品保健部基準課長通知(食基発第0610001号)」

 

これは、「次亜塩素酸水」ですね。本来、安いものです。

塩酸を電気分解しただけのもの。

 

微酸性電解水 - Wikipedia

  

今、便乗値上げの真最中。普段、400mlで700円台のものですが、12000円なんて法外な便乗値上げ

 

ここは、まだ以前の値段。20l=20000ml で5000円程度から。

search.rakuten.co.jp

 

 

次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムを酸で中和してもつくれます。

 

次亜塩素酸ナトリウムのpHを調整したもの編集

次亜塩素酸ナトリウム塩酸炭酸ガス等の酸を混合することで、意図的に次亜塩素酸(HClO)の含有量を変化させることができる。混合するための装置などが流通し、その生成物やあらかじめ混合した水溶液について食品添加物の申請は行われていないが、食品添加物である次亜塩素酸ナトリウム食品添加物である塩酸やクエン酸を混合し、それを用いることは差し支えないとしている。(食安基発第0825001号)

次亜塩素酸水 - Wikipedia

 

次亜塩素酸ナトリウムは、ブリーチとかハイターという名で売られている漂白剤。百均で売っています。手に付くとヌルヌルになります。皮膚が溶けるからです!水で洗ってもヌルヌルは取れません。レモンか食酢で洗って中和すれば取れます。

 

次亜塩素酸水 - Wikipedia

 

 

危険なので次亜塩素酸水の自作はお勧めしませんが、知識のあるかたへのご参考として↓

blog.goo.ne.jp