リウマチ性多発筋痛症

 この病気もこれまでと違って新しく診断されるもののようです。特別な診断法がないのが見過ごされてきた原因でしょうか。

 何かの拍子に腰を痛めて腰痛になると、人間の体というものはΠの下半身の上にIの背骨が乗っているとつくずくと認識できます。Πの上に♀の方が正確かも知れません。で、このつなぎ目の一点が痛いのですね。1週間か10日は、直立不動で歩いたり、腰かけたりしていました。

 ところで、リウマチ性多発筋痛症は腰痛のように見えて少し違います。大腿、両肩、胸辺りが左右対称に痛むのだそうです。「リウマチ」などと言われると、ぎょっとしますが、全然違う病気のようです。

症状は以下のように、ぎっくり腰的な腰痛とは全然違います;

  50歳以上
  朝のこわばり
  急激に出現した臀部・太もも・肩・上腕の痛み
  血液検査での強い炎症所見
  鬱(元気がなくなる)状態

-- http://www.nishioka-clinic-ra.com/column/tahatsusei.html

 

 本当の所、原因はまだ分かっていないそうですが、推測では、加齢により、副腎から副腎皮質ホルモンの出が悪くなることに起因する自己免疫疾患のようです。ということで、副腎皮質ホルモンを充填してやれば治るとのころですが、加齢が原因なので根治しないのではないでしょうか。