東芝に課徴金

東芝が毎日のように新聞紙上を賑わしています。株価は下がるばかりで、Dr.Yも相応の損害を出しています。本日の記事は掲題の通りです:

「[東京 18日 ロイター] - 証券取引等監視委員会は、東芝<6502.T>に対する課徴金納付命令を金融庁に勧告することを視野に、検査を本格化する。」

証券監視委、東芝への課徴金勧告を視野に検査本格化へ=関係筋 (ロイター) - Yahoo!ニュース

 しかし、こんな程度で済むのでしょうか?西田氏から3代にわたる歴代社長以下、関与役員の逮捕はないのでしょうか?少なくとも、株主代表訴訟は起こりそうな気がします。会社の持ち主は言うまでもなく、会長、社長でも、取締役会でもありません。持ち主は資本金などを出している株主なのですから、不正な経営による損害は、経営を高い報酬で委託された経営陣に負担してもらいたいものです。

「株主が会社に代わって取締役を相手に損害賠償を求める訴訟。取締役が違法行為を行ったり、著しい判断ミスで会社に損害を与えたにもかかわらず、会社がその責任を追及しなかった際、6カ月以上株式を保有している株主であれば誰でも、その取締役に対して提訴ができる。1993年10月施行の改正商法で、訴訟手数料が一律8200円となって以降、訴訟が活発化している。取締役が敗訴すれば自腹で会社に賠償金(2002年の商法改正で犯罪行為に関与した場合を除き軽減)を支払う半面、株主が勝訴しても賠償金は取締役が損害を与えた会社に入る。」

株主代表訴訟(かぶぬしだいひょうそしょう)とは - コトバンク