グラフを見れば一目瞭然。
70−80年代の高度経済成長期は、そのまま高インフレ時期。
一億総中流と言われた。皆が幸せだった。物価はドンドン上がる。給料もドンドン上がる。固定金利で借りた住宅ローンは相対的に小さくなって家計にとってどうでも良い程に下がった。
「高度経済成長期」でググって「画像」を見る。
初任給の変遷
1970年〜1980年
1995年〜2005年
大卒初任給 消費者物価指数
1980(昭55) 114,500円 6
1979(昭54) 109,500円
1978(昭53) 105,500円
1977(昭52) 101,000円
1976(昭51) 94,300円
1975(昭50) 89,300円 4
1974(昭49) 78,700円
1973(昭48) 62,300円
1972(昭47) 52,700円
1971(昭46) 46,400円
1970(昭45) 39,900円 2.5
物価指数の上昇 < 初任給の上昇
2005(平17) 196,700円 8
2004(平16) 198,300円
2003(平15) 201,300円
2002(平14) 198,500円
2001(平13) 198,300円
2000(平12) 196,900円 8
1999(平11) 196,600円
1998(平10) 195,500円
1997(平09) 193,900円
1996(平08) 193,200円
1995(平07) 194,200円 8
消費者物価指数概数
2015 8
2010 8
2005 8
2000 8
1995 8
1990 7.5
1985 7
1980 6
1975 4
1970 2.5
1965 2
1960 1.5
1955 1.4
1950 1
高度経済成長期の80年代、生活保護が顕著に減少、給料が上昇している。これが一億総中流現象なのだろう。
「ジニ係数の推移をみると、当初所得、つまり単純な収入に関しては1960年代~1980年代半ばまでは0.35以下で推移し、1970年代前半および1980年代前半には一時0.31台まで低下しました。これは世界的に見ても非常に低い数値で、一時期海外では「日本式社会主義」とまで呼ばれたほど所得が平等に分配される国だったわけです。」
ジニ係数の求め方