勉強の方法

この書籍群を見ていて思い付きました。

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1. 教科書的知識を、論理をマスターする

 この書籍で言えば、中央にあるケインズの「雇用・利子および貨幣の一般理論」です。

何事も我流は効率が悪いのです。先人が整理した体系を利用しない手は有りません。

 

2. 実際の現場での知識:参考書、問題集

 応用ですね。多種多様な実例で、脳の中に学習ネットワークを創り出します。時間が掛かります。めげずに覚える事です。

 

人工知能の将棋ソフトが何故急激に強くなったか?ハードウエアの発達により上記2が可能になったからです。

 

1は、単純です。入門書に書かれている各駒の動かし方。全体的規則です。直ちにプログラミングできます。ただ、これは将棋の指し方が分かるだけで、勝ち方はわかりません。

勝ち方は2で学びます。

かつては、将棋ソフトは人間が一生懸命2の実例を集め論理に変換してAIに教えていたのです。しかし、それでは量に限りがあり、将棋ソフトは何十年も足踏みしていたのです。

しかし、IntelMPUに代表されるように、コンピュータの中央処理装置、つまり、CPUの高速化と多重化が実現しました。3GHzと言うとんでもない高速化、普通に手に入るMPUでも、8コア≈CPUというパラレルプロセッシングです。

 

主記憶もGB、2次記憶はTBです。幾らでも実例を記憶できます。

 

2が速度、量ともに発展した結果、人間を凌駕してしまったのです。

 

CPU Central Processing Unit  中央処理装置 機能名

MPU Micro Processing Unit マイクロプロセッサ 形状名

   CPUを1コアの上に載せた物。ついでにcache memoryなども載せ、高速化を図っている。

 

CPU  思考する装置

主記憶 記憶する装置

2次記憶 ノート