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IP電話被害:我が家は大丈夫?

 IP電話を使っている中小企業で何百万円もの、使ってもいない電話代をNTTから請求されているという事件が起きています。NTTは「弊社の機器の不具合で起きているのではないので何百万円であろうと、不自然でおかしかろうと、請求する」としています。

 NTTの一般回線にIP電話用の特殊な3rdパーティの機器を付けてIP電話にしてインターネット経由で電話をするというものです。その機器がクラッカーに乗っ取られて短時間のうちに国際電話を大量にかけられるという事件です。3rdパーティとは、NTTとは関係ない企業のことです。つまりは、被害者は勝手に他社が作ったIP電話機器をNTTの回線につないでいるのだから、被害にあってもNTTの知ったことではないということであって、それはそれで正しいのです。NTT回線になんでもかんでも勝手につけられるわけではなく、この機器を作っている企業はNTTの試験を受けてライセンスをもらっているのではないかと思います。モデムという機器がその典型ですね。

 さて、我が家はひかり電話フレッツ光とかいうNTTの回線にしていて、これでインターネットとIP電話を実現しています。当然、屋内機器であるルータはNTTからの支給品なので、もし、これで上のような被害にあってもNTTから200万円の請求書を受け取ることはないと考えられます。

 ということで、念のため、NTTからのマニュアルに書いてある保守の電話番号に電話して確認したところ、何も知らないという答えでした。これだから公社上がりの企業はいつまで経っても殿様のままなのですね。こういう質問に答える対応マニュアルなどはないようです。その代わり、国際電話は使わないという設定は申し込めばできますので、そうしてくださいということでしたが、そういう問題ではないでしょう。

 とりあえず、今のNTTの言い方では、NTTから支給されている機器を使っている限り、それが乗っ取られて勝手に高価な国際電話を使われても、それはNTTの責任なんだということになるので、そう思って使っています。