メジャーSQによる下げ??

 良く下げたものです。日経平均は12月8日の18,030円から、11日の 17,043 円まで1000円ほども下げたのです。これは、どう考えても明日のメジャーSQの清算前に売ってしまおうとして下げたとは思いにくいですね。明日の期日はわかっているのですから、8日の18000円で売ってしまえば、17000円で売るより遥かに利益が出るわけです。そこまで株屋さんは馬鹿ばかりではないでしょう。きっと、小金を儲けようと空売りを仕掛けて食い逃げた連中がいるのだと思います。

 それにしても、良い押し目でした。早速、JPX日経インデックス400(1592)を1143円から反発してきた1145円の時に買い込みました。

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 -- Yahooより引用

 それにしても、日経の下げはNYダウが下げた影響だ、NYダウの下げの原因はギリシャ問題だ、原油の下げだと後付の原因ばかりが喧しいのでしょう。つい先日まで、原油下げは米国産業に良いのでダウが上げていると言っていたのに。ギリシャなんて遥か前からずっと見続けているはずです。相場などはこの程度の事で動いているのです。本当のところは闇の中です。ですから、短期などでは、どう動くか見ようにも見られません。

12日追記:11日の下げの時に日銀は買いに入っていないのだそうです。日銀は役割的にそれでよいのだと思います。言ってみれば、下値支えで市場を失望させないレベルに置いておくのが役割ですから。MSQでの下げなどすぐに戻るので出る幕ではないと読んだのでしょう。しかし、GPIFは年金資金を増やす役割ですから、この絶好の押し目に出動しなければ何時出動するのだということになりますが、さて、どうしたのでしょうか。

更なる追記:ブルームバーグによると、この下げは中国が自国の銀行に対して小さな融資でもきちんと担保を取れと指示したためという事です。きちんとやると融資ができなくなり経済活動が縮小すると考えて「怯え売り」をした人々が相当数、居るということでしょう。