これが次亜塩素酸水です。弱酸性と書かれています。
塩素の力で殺菌します。水回り、ペットの室内トイレ回りの消臭殺菌に使っています。比較的安全です。
ところで、絶対に間違えていけない超危険物が下のものです。
似て全く非なるものです。漂白剤の次亜塩素酸ソーダ (ソーダはナトリウムとも言いますね。中学で習ったはず)です。こちらは強アルカリ性です。家庭では猛毒と言っても良いでしょう。大変危険で手に付くと皮膚が溶けてヌルヌルになり、水で洗ってもヌルヌル感は取れません。酸性のお酢で洗って中和します。
弱酸性の次亜塩素酸水とは正反対です。
キッチンハイター(塩素系)などの名でキッチン回り用にも売られています。スーパーで棚積みの安売りで98円とか、百均にも置いてあります。大抵、この水色の容器に入っています。こんなものを次亜塩素酸水と間違えて手につけたら、大変な事故になります。
ところで、本題です。次亜塩素酸水は、大変高いのです。ペットショップに置いてある400ml~500mlのもので1500円程度。上の写真のもので600円程度でしょうか。
これはペットショップのものですが、暴利ですね。
そこで、大量に買いました。 楽天とかAmazonにも出ています。上の写真の400ml当たりで300円程度になります。
情報はメーカのサイトで見られます。
「
」
有効期限
大量に買った場合、有効期限が気になりますが、最長1年程度ということです。塩素が抜けてしまうのでしょうね。
「次亜塩素酸水は強力かつ安全なかわりに、他の除菌剤と比べると成分が変質しやすいです。
製造されてから時間が経過すると徐々に効力を失っていき、最終的にはただの水に戻ってしまいます。
次亜塩素酸水が充分に効果を発揮できる期間は製造から半年〜1年とされている」
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実は除菌用途ならエチルアルコールで良いのです。蒸発しないように密閉すればいつまでも持ちます。ただし、百均の安い物はアルコールが20%位しかなく、除菌効果が落ちますので、ドラッグストアでそこそこの値で買った方がよいでしょう。ほぼ100%エチルアルコール500mlが600円程度でしょうか。ただし、純アルコールは急速に揮発してしまうので殺菌が間に合いません。70%くらいが良いとか。
Dr.Yが次亜塩素酸水を使う理由は、消臭です。ペットの室内トイレ回りですね。ザックリと言えば、有効成分は塩素ですから触れたものを何でも分解してしまいます。消臭もその作用です。なのでペットに掛らないようにしてください。間違っても目に入らないように。念のため。
Dr.Yが買ったものです。
「次亜塩素酸水/除菌/消臭/空間/大容量
ゴム手袋不要 手に優しい 除菌モーリス 5L 【除菌】【消臭】
商品説明
液性:弱酸性 有効塩素濃度:200ppm 内容量:5L 使用場所:テーブル・トイレ・生ゴミ・シンク・冷蔵庫内・ペットまわり・空間
- 商品番号:
- 4580390219726
- 価格
- 3,426円
- (税込)」
実は、モーリスは次亜塩素酸水とはいえ、次亜塩素酸ナトリウムを希塩酸で中和して作っているものと書かれていて、食品に添加できる次亜塩素酸水とは化学式は同じものでも、製法が違うようです。そこは、理解して除菌、消臭目的で使っています。
食品添加物として使われる次亜塩素酸水は、「塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。 」ということです。
参考サイト