次亜塩素酸水論争について

新型コロナウイルスに効くのか効かないのかと不毛の議論が巷でされています。それを読んでいると、条件が違うものを比べるというやくたいも無いことをやっているんですね。

 

・化学物質としての次亜塩素酸

・法的地位としての次亜塩素酸水

・濃度

・安定性:効果のある保存時間

・使用法:手指の洗浄、食品への添加、空中への噴霧、うがい

 

この条件を厳密に決めもせず、効く、効かない論争など無意味でしょう。フランスのジョークを思い出しました。

 男がブティックに入ってきた。店員が揉み手で、

  お客さま、何をお探しでしょうか?

  シャツを探しているんだよ。ラベンダー色の。

店員は濃い紫色のシャツをもってきた。

  ノン、それは僕の探しているものじゃない。

店員は、次に薄めの紫色のシャツをもってきた。

  ノン、ノン、全然違う。

  どんな色合いの物がよろしいんでしょうか?

男は店の中をぐるりと見回して言った。

  あれが良い。あれが僕の探していた物だ。

  お客さま、あれはラベンダー色じゃないですよ。あれは白じゃないですか。

  おい、君は白いラベンダーが無いとでも言うんかね?

 

群盲が

  像を撫でている

    次亜塩素酸水論争 ーー 字余り

 

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