トイレが寒い家のリフォーム

昭和の頃はトイレが寒いのは普通のことでした。それで、縦形のほっそりとした一瞬で暖まるヒータとか、人感センサー付きのセラミックヒータとかを置いたものです。

 

平成に入り高断熱の作りになってもトイレというものを昔風にご不浄と思っていると家の廊下の外れに作ったりします。いくら高断熱の家でもそもそも暖房から外れるような位置に置いてはやはり寒いでしょう。もう、なん十年も前でさえ、友人が欧米のトイレは汚い=ご不浄なんて概念ではない。子供が便器の中におもちゃの船を浮かべて遊んでいる。なんて言っていました。そこまででなくても、ホテルにいけば、洗面所とトイレとバスは一体です。

 

そこでDr.Yは、リビングの一環としてトイレを作りました。廊下の端ではありません。とはいえ、リビングの中の一つのドアを開けるとそこがトイレよいうのも何となく抵抗があります。それで、洗面所などを作り、その先にドアをつけトイレとしました。リビングの暖房はそこまで届いています。温度差はありません。ただ、LDKは30畳ほどにしてあるのでお客が居ても抵抗がないのです。そこは少し工夫がいるかもしれませんが、マンションなどは実にうまくできていますね。参考になります。

 

同じ要領で寝室のトイレもホテルや旅館を参考にして作りました。冬に温度差で老人が循環器系の事故を起こすことがないように。

 

 

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