ギリシャ、「20億ユーロの返済期日週末に迫る」のだそうで目が離せません。



20億ユーロの返済期日迫る
ギリシャ政府は、財務省短期証券の償還やIMFへの債務など3月13日に約20億ユーロの返済期日を迎える。ユーログループとの協議が決裂した場合、次の措置を早急に決めなければならなくなる。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NKWTNZ6TTDS001.html

ギリシャ懸念再燃、改革リスト不十分とEU指摘-国民投票も - Bloomberg

反緊縮を掲げて1月の総選挙に勝利したチプラス首相は選挙公約を守りながら、デフォルトとユーロ圏離脱を回避するという綱渡り的な政権運営を余儀なくされている。

  ・・・
ギリシャ支援を担当する関係機関の当局者2人によれば、提示された計画は素人っぽく、ギリシャ政府が2月20日の公約を満たす方向への大きな前進とは言えず、支援実施の承認には不十分な内容だった。交渉が公になっていないことを理由に匿名で語った。

」--ブルームバーグ記事(同上)


兄(EU)の助けで放蕩無頼・飲んだくれの借金漬け生活を改めて堅気の人間になるか、山口組(ロシア、中国)に身を投じて無頼の生活を続けるか、どちらが良い選択かは10年後の生活を考えれば明らかでしょうが、ギリシャ人には今さえ良ければ明日などどうでも良いのかも知れません。現代ギリシャ人は禁欲的ストア派か享楽的エピクロス派か?どうなのでしょう。

いずれにしろ、ギリシャが今週の金曜にこの借金20億ユーロを踏み倒したらNYダウ日経平均も相当に下げるでしょう。