風邪をひかない方

 一気に寒くなりましたね。朝、そんなに防寒的な服装で出なかったので、帰りは震え上がりました。駐車場で車の温度計をみると7°Cでした。Dr.Yは一時期毎年風邪をひいていました。ちょうどこういう季節の変わり目です。年中行事に嫌気がさし、色々な事をやってみましたが、最終的な解決は葛根湯でした。高いドリンクのものではなく、クラシエ(旧カネボウ)の錠剤で良いのです。江戸時代、どんな病気に対しても葛根湯を処方した医者をヤブ医者と言う意味で葛根湯医と読んだそうですが、イエイエ、名医なのです。葛根湯は免疫強化剤なので何にでも効くのです。

 最近は加えて、インフルエンザ対策で予防注射も打っています。これと葛根湯があれば鬼に金棒で、それ以来、風邪もインフルエンザもひいたことがありません。ただし、葛根湯は引く直前に飲むのがコツです。おかしいなと思ったら即、4錠を2,3日続ければ引きません。どこでもすぐに飲めるように、1日分を年中、鞄に入れています。引いてしまってから飲んでもなかなか効きません。Dr.Yは免疫が弱いので、強い人は効くかもしれませんが。

 今日のように急に冷えると、体も冷えてしまっています。どこかに、体温が平温より1度C下がると、免疫力は30%下がると紹介したと思います。逆に1度C上げると5倍も強くなるらしいのです。風邪って、昼間、仕事をしている時に引くってないんじゃないでしょうか。朝、起きると引いていたという場合が多い気がします。寝ると、免疫機構も寝てしまうのか、防備が薄くなり、ウイルスにやられるのではないかと思います。それで、今日はしっかりと風呂で体を温めました。

 これで、風邪対策は万全です。今年も、風邪知らずで済みますように。

 書き忘れました。二酸化塩素の抗ウイルス製剤を首から吊っています。こんな化合物があるんですね。酸素はーイオン、塩素もーイオンを形成するので、こんな化合物があるとは知りませんでした。イオン結合ではなく、共有結合しているのでしょう。首掛けタイプがどこのドラッグにもおいてあります。間違っても、100円ショップで売っている中国製のまがい物を買ってはいけません。次亜塩素酸ソーダを使っているので、肌がただれますし、そもそも危険です。台所にある塩素系漂白剤の成分ですから。

 二酸化塩素は効かないという報告もありますーー 風邪ウィルス、インフルエンザウィルス、風邪の一種新型コロナウィルスは、空気感染しないからーーが、このテストをしているお役所は二流の技術者しかいない所なので、本当の所はわかりません。身につけると幸福になれるブレスレットとか、買えば金運が向く印鑑とか、結婚運が高まる水晶球とか、こういう頭の正常な人なら誰が見てもインチキだと分かる物だけに絞って問題にしていればよいと思うのですが。

 

葛根湯には麻黄とか甘草などの副作用をもつ成分が入っています。注意書を良く読み、禁忌の病気をもつ人や高齢者は注意する必要があります

 

麻黄はエフェドラ。葛根湯には麻黄が入っているので、当然、エフェドリンが入っています。

使用上の注意

慎重投与

甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進症が悪化するおそれがある。]

高血圧症の患者[本剤には血圧上昇作用がある。]

心疾患のある患者[本剤には心刺激作用がある。]

糖尿病の患者[血糖が上昇するおそれがある。]

緑内障の患者[眼圧が上昇するおそれがある。]

前立腺肥大症の患者[排尿障害が悪化するおそれがある。]

医療用医薬品 : エフェドリン塩酸塩

 

 


“麻黄”はしばしば風邪の治療に用いられ、これを含有する処方を“麻黄剤”、また“桂皮(けいひ=シナモンのこと)”と組み合わせて用いられことも多いため、これを”桂麻の剤(けいまのざい)”と呼びます。“麻黄湯”・“葛根湯”・“桂枝麻黄各半湯”、そして花粉症にもよく用いられる“小青竜湯”などがあります。“エフェドリン”の鎮咳作用などで症状を緩和し、身体を温める作用でウイルスとの闘病反応を有利にすることになり生体を治癒に向かわせることになります。また薬理学的にも、“麻黄”と“桂皮”の抗ウイルス作用(ウイルスの増殖を抑える作用)が明らかにされています。

このように体の治癒力を助けるように体温を上げる作用と、眠くならずにだるさも取れるという点が、総合感冒や抗ヒスタミン薬との大きな違いと言えるでしょう。

漢方薬による風邪の初期治療の原則は身体を温め、発汗させることが中心です。それゆえ、街場の薬局で温める麻黄含有の漢方薬に解熱作用を有するアセトアミノフェンを混ぜた風邪薬を売られているのを見受けますと、私たちはとても違和感を覚えるのです。身体を温めながら冷やすなんて…と

www.akashi-clinic.com

 

 

次亜塩素酸HCLOが見えています。↓

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図1.好中球が細菌を退治する仕組み

好中球は細菌を見つけると、自分の中に取り込む。取り込まれた細菌は、好中球がつくり出した活性酸素によって殺菌される。水素イオンチャネルは水素イオンを細胞の外に運び、活性酸素の生成を促す。

 

「温度があがると、タンパク質のペアが離れ、たくさんの水素イオンが流れます。つまり、活性酸素をたくさんつくれるということです。一方、温度がさがると、再び元通り2本のらせんが絡み合い、ペアとなって水素イオンの流れる量が少なくなったのです」と藤原さんが続けます。

 

「実は、2本のらせんがほどき始める温度は体温と同じ37°Cでした。さらに、完全にほどけるのが、約40°Cでした。そのデータが出たとき、体温と関係しているのではないかと気がついたんです」と藤原さん。
 こうして、水素イオンチャネルの生体でのはたらきが浮かびあがってきました。細菌に感染して発熱すると、好中球では水素イオンチャネルタンパク質のペアが離れ、水素イオンが大量に流れます。すると活性酸素がたくさん生成して、細菌を殺します(表紙)。でも、活性酸素は細胞自身にとっても毒性が強いので、ふだんはタンパク質がペアになり、水素イオンの流れを抑えて、活性酸素ができないようにしています。「水素イオンチャネルは細胞の中の温度計のようですね。ペアでいることは、自身の細胞を活性酸素から守る意味があるのだと思います」と藤原さんは話します。

 

」下記サイトから引用

www.spring8.or.jp

 

 体温が上がると免役が上がるメカニズムですね。

 

 

 

dr-yokohamaner.hatenablog.com