ヒラリー・クリントン前国務長官がメールに私的アドレスを使ったの、使わないのと責められています。どうして、高がメールアドレスで?国務長官なら国家機密に関わるので、私的アドレスはまずいかなと思わなくもないのですが、どうも違う思惑でこのような騒ぎになっているようです。最終的にはウォール街が震撼して金融騒動になるのかもしれないということです。
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ヒラリー氏、メール問題で苦境に 共和党が攻勢
2015/3/7 21:15
2016年の米大統領選で民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン氏が国務長官時代に個人メールアカウントを公務に利用していたことが判明し、苦境に陥っている。
」 -- ヒラリー氏、メール問題で苦境に 共和党が攻勢 :日本経済新聞
ウォールストリートジャーナルです:
「 2014/05/02
【社説】ベンガジ事件の闇、大統領目指すヒラリー氏に傷―オバマ政権の判断ミス隠蔽に加担?
2012年9月11日にベンガジの米領事館と中央情報局(CIA)の活動拠点がテロリストに襲撃された数日後にホワイトハウスが送信した電子メールで、新たな事実が発覚した。これらのメールは昨年、事件への対応と事後処理に関するすべての文書だとオバマ政権が主張した資料には含まれていなかった。保守系の監視団体ジュディシャル・ウォッチによる情報公開請求を受けて4月29日に公表されたこのメールを見ると、オバマ政権がなぜメールを隠そうとしたのかが分かる。
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こうしたすべてのことは、次の大統領として有力候補とみられているクリントン氏の適格性に直接影響を与えるものだ。国務省はベンガジで拡大する過激派の脅威に対する度重なる警告を無視し、セキュリティー改善の要求を拒否した。」
【社説】ベンガジ事件の闇、大統領目指すヒラリー氏に傷―オバマ政権の判断ミス隠蔽に加担? - WSJ
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ヒラリー・クリントン、オバマ大統領のテロ事件隠蔽工作を暴露?オバマを捜査の可能性も
●ヒラリー・クリントン陣営から暴露本
しかし、オバマ大統領の危機は、これだけでは終わらなかった。むしろ、最大の危機はその後に訪れた。
14年6月23日、『血の確執(Blood Feud)』(エドワード・クレイン)という本が出版された。この本は、ヒラリー・クリントン元国務長官のチーフスタッフであったシェリル・ミルズを中心とした情報源により取材されたもので、この中でベンガジ事件の裏側について暴露している。 ・・・
なぜ、この時期にクリントン陣営からこのような暴露本が出版されたのか。どうやら、12年の大統領選挙の際に、オバマ大統領がクリントン国務長官に「16年の大統領選挙では、ヒラリーを応援する」という約束を行ったが、その約束が反故にされたために、クリントン陣営が暴露したのではないか、との・・・」
ヒラリー・クリントン、オバマ大統領のテロ事件隠蔽工作を暴露?オバマを捜査の可能性も | ビジネスジャーナル
「 2014.07.17
崩壊に向かうオバマ政権とそれに続く金融の混乱
5.仮に、以上のような理由から、オバマ大統領が退陣せざるを得なくなった場合、バイデン副大統領が大統領に就任することになる。そしてそれは、これまで、オバマ大統領とその取り巻きを最後の砦にしてきたウォールストリートの敗北を意味し、昨年暮れ以来、米国議会に提案されている、グラス・スティーガル法(銀行と証券の分離)の再導入に大きな力を与えることになる。
・・・
6.上記のような事態の進展から、銀証の分離を予測する金融界は、既に投資銀行部門の切り売りを始めている。分離となれば、そのためのデューデリジェンスをせざるを得ず、これを通じて投資銀行部門の膨大なデリバティブ依存体質や極めて脆弱な資産内容が明らかとなり、市場に激震が走る可能性が高い。我が国としても、このような最悪のケースを予想して、あらかじめ準備をしておくほうが良いものと思われる。
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崩壊に向かうオバマ政権とそれに続く金融の混乱 | キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)