むきやすいゆで卵の作り方

 普通にゆでると殻が卵殻膜にくっ付いて、更には白身が一緒に剥がれてきてぐちゃぐちゃになることがあります。よくあります。我が家は毎回です。茹でたらすぐに水で冷やせとか色々なknow-howが言われますが、どれもうまく行きません。

 

 そこで、殻に穴を開けるということで、100均で写真の右の道具を買ってきました。右側の籠の下には針が出ていて、卵を強く押し込むと、バリッと音がして殻に穴が開きます。そこから殻と身の間に水が入って剥きやすいという売り文句ですが、意外にだめです。上下の2ケ所に開けたり、5,6カ所開けたり色々やてみたのですが、無駄でした。

 

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 ところで、レモン果汁を入れると良いという話を聞き込み、やってみた所、割合綺麗に剥けました。レモンがなかったので、ポッカレモンをティースプーン摺り切り一杯使いました。鍋はミルクパンの小さなものです。勿論、穴を開けてからです。つまり、この2方法を併用します

 

 レモンに含まれているクエン酸で卵の殻が融けて脆くなるという原理です。脆くなっているので、ボロボロと崩れるように剥がれて、卵殻膜が付いてくることがありませんでした。

 

 お酢も酢ですので同じように使えるかも知れません。ただ、臭いが問題ですね。

 事後報告。ティースプーンを人差し指と親指で挟み、卵の頭とお尻の2ヶ所を軽くスプーンの尻で叩いてやると、パキッと小気味良い音がしてヒビが入ります。見た目では分からなくても音でわかります。目で見て分かるほどのヒビでは白身が出てきてしまうので音で判断します。針の穴と違って水が良く入り込むので殻が簡単に剥けます。

 ついでに、卵の茹で具合が分かるグッズ。

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オレンジ色の部分が外側から soft → medium → hard と白に変化していきます。因みに、黄味が多少流れる程度の半熟は湯から始めて4分です。