乱調の株式市場

上げ一方向でも、下げ一方向でも、誰も買いに入れないので実は健康な市場。以下をどうみるかです。

 

直近6ヶ月ーーウワー、暴落だ。売らなくっちゃあ、と思うのか。

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直近3年ーー調整してるな。次のステップはどこまでかな?と冷静に思うのか。

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直近9年ーーまあ、ここまで上げた事だし。買い方の迷いも、売り方の強気の空売りも当然だね。と思うのか。

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kabutan.jp

より。

 

結局は、実体経済をどう読むか。政治が実体経済にどう影響するかの読み次第。

 

 下げの理由付けは一応ありまして、トランプの仕掛けた米中貿易戦争です。理屈と膏薬はどこにでも付く典型ですね。空売り連中の口実です。

 

 「

日経平均株価は10月25日、前日比822円45銭安の2万1268円73銭と大幅に下落した。10月に入ってからの株価調整で、10月2日の年初来高値2万4448円07銭から約13%のマイナス。要因は、前日24日の米国株式市場の急落を受けてのリスクオフムードの広がりだ。外国為替市場でも円高・ドル安が進んだ。

株安の震源地となった米国だが、今回の起点となったのは企業決算だ。中国事業比率の高い建機大手キャタピラーや素材・事務用品スリーエムの決算が市場予想を下回り、米中貿易戦争の影響が出始めたと受け止められた。

ーー toyokeizai.net

 

 つまり、別になんということはない下げです。が、Dr.Yはもうそろそろ売ろうかと思ってもいます。中国が怖いですね。世界の何処にも市場を崩壊させる芽はないのですが、中国だけは例外です。2012年以来、3倍に。売って、暴落を待つ時期かな、と。