普通の品質の「あこや真珠」の真珠層の厚さは0.3mmくらいなのだそうです。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/mpo/shinkaken.html
「『最高品質マーク』は鑑定テストを全て行います。これが『花珠』の鑑定なんです!」ということです。でも、その厚さは、たったの0.4mmにすぎません。ちょっと驚きです。
「越モノ(養殖期間が1年を越えたアコヤ真珠。お盆の頃9月に核をいれ、翌年11月に他の真珠とともに揚げるので、高々15か月程)になると『巻き厚』0.6mmになります。」ということですが、「越モノ」でさえ0.6mmにすぎません。これが、通常、40cm強くらいの長さ、8mm~8.5mm程度の直径のネックレスで30~50万円くらいはすると思います。
「真科研以外のもう一つの有名な鑑定機関では「花珠」の基準(真科研でいう最高品質マーク)を0.25mmとしていますが?」などということがあるんでしょうか?あるとしたら、今、はやりの「思い違い」花珠かもしれません。
「で、私的には花珠を買うときの判断として真珠科学研究所(真科研)を使っているところを選びます。」
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/mpo/diary/detail/200906260002/
なのだそうです。
あこや真珠は貝殻から作った球形の核を貝に挿入して、その上に1年前後(越えると越モノです)かけて真珠層を巻かせるのです。そんなわけで、Dr..はメッキと呼んでいます。それが、どうしてネックレスにすると何十万円もするのか理由が分かりませんが、業界の構造なのでしょう。一つには、色や形を揃える人件費が膨大になるからかも知れません。
ちなみに、湖で育てられる淡水真珠は核をいれないので全部、真珠層です。従って、8mmなどの大きさに育てるには5年、6年と掛かると言われています。尤も、全真珠層であることが、イコール、美しいというわけでもありません。結局は、自分の趣味の問題でしょう。
閑話休題
このページには真珠の広告が付くとおもいます。そこの鑑定・鑑別書がどこのものか調べてみるのも面白いでしょう。