病院かクリニック▪医院か?

 今日はおばあちゃんの膝の治療で病院に付き添いました。3時間待ちでゲンナリです。次からは近所のクリニックにします。待合室は病人で満杯。その上、寒くて、足が冷えます。売店で使い捨てカイロを買い込んで足に貼ります。病院では病気になる要因が家にいる数倍に増すことでしょう。こんなことをしているとはちょっと不覚でした。

 ところで、この老人の大群は一体なぜこんな思いをしてまで病院にくるのでしょう。無知というものは怖いものです。絶対に近所の個人医師にかかるべきでしょう。

 Dr.YはPh.Dと言われる本物の博士で、別に個人医師ではありません。医師をなぜドクターというのかわかりませんが、ひょっとしたら米国にはmedical doctor MDというものがあって、かの国では医師は全員MDなのかもしれません。そうなら、一応ドクターではあるのですが、日本にはそんな制度はないので、医学博士か博士(医学)でなければ、博士ではありません。

 余談はさておき、病院にどんなメリットがあるでしょうか?日常どこにでもある病気ではなく、奇病は大学病院か、大病院でないとそもそも知識も経験も蓄積されていないので意味があります。高価な医療機器が必要な場合、手術が必要な場合もそうでしょう。しかし、治療法が確立している、かつその病気であると診断が確定している病気で満員の病院に行くほど愚かしい行為はありません。

 膝にヒアルロン酸を注入するだけなら、近所の開業医の整形外科の方がよいでしょう。後は医師個人の技量だけが問題で、群馬大付属病院とか、東京女子医大付属病院とか、日大青砥病院とかの技術も良心もない腐った人間に身を預けない知識と意思をもつことでしょう。